モラハラ夫と離婚したどんぐり子です。
私はモラハラ夫と結婚する前にお付き合いしていた人、元彼からもモラハラを受けていました。
二人ともモラハラ男だったけど、どちらがより酷いモラハラ男だったかと言うと、モラハラ夫の方が酷かったと言えます。
元彼からのモラハラは以前少し書いてみました。
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モラハラの加害者は、被害者を手に入れたと思った時にモラハラを発動させます。
それまでは紳士的で優しいふりをして、相手の気持ちが自分に向いたと思ったら、モラハラが始まっていくのです。
釣った魚にエサをやらないという言葉がありますが、まさしくそう。
そして、その程度が酷いのです。
元彼は、付き合いだして割とすぐに、釣った魚にエサをやらない状態になりました。
そして、人前でも私を見下すようになりました。
付き合いだした頃は愛称で私のことを呼んでいたのに、あっという間に「お前」呼びになった。
人前では「コイツ」とか言われていました。
そして二人で会話する時は、「なぁなぁ」とか「そっちはどうなん？」とか、もう「お前」すら呼ばれない。
元彼の熱烈なアプローチで付き合うことになったのに、付き合ってからは、「アイツ俺のことめっちゃ好きやから」と周りに言いふらし、まるで好きになられたから仕方なく付き合ってやっているという態度。
当時私は毎日同じ髪型をしていたのですが、それを「俺が可愛いって言ったから、アイツずっとあの髪型にしてんねんで(笑)」と周りに言いふらす。
確かにずっと同じ髪型だったけど、付き合う前からこの髪型なわけで元彼は一切関係ない。
そしてこれは、俺の彼女って可愛いでしょアピールではなく、俺は彼女の髪型さえ支配しているアピールです。
人前で私を無視するのもバカにするのも日常茶飯事となり、周りからみても、幸せそうなカップルには見えないので、周りの人からは心配されていました。
元彼は、交際開始＝モラハラ開始だったのです。
モラハラ夫はと言うと、
交際開始の頃もモラハラはあったのに、人前ではその姿を見せてはいませんでした。
人前というのは、私の周りの人達の前では、ということです。
元彼の酷い態度を知っていた私の友人たちは、いい人と出会えてよかったね！と、今度こそ幸せになってねと、モラハラ夫との交際や結婚を祝福してくれました。
人前では、思いやりのある態度を見せるモラハラ夫。
結婚後も、どんぐり子ちゃんの旦那さんは優しそうとか、どんぐり子ちゃんのことが好きなのがよくわかるとか、妻を大事にする優しい夫として周りからは見られていました。
全部嘘。
全部パフォーマンス。
優しい旦那さんって思われたいから、人前でだけいい人ぶる。
モラハラ夫のモラハラは、
交際開始＝じわじわ支配
結婚＝俺の道具
出産＝俺の奴隷
のような感じがします。
モラハラは交際開始からずっとあって、どんどん悪化していきました。
交際開始の頃のモラハラは、罪悪感を抱かせることが主なモラハラで、私が悪いの……？と思わせる手口が巧妙で、どんどん自己肯定感が低下していきました。
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元彼は、割とすぐにモラハラが始まって、周りから見ても酷い態度だった。
モラハラ夫は、モラハラが始まるまで時間があって、人前ではモラハラを行わないから、周りから見たら、優しい旦那さんがいて幸せねとなっていた。
元彼のモラハラとモラハラ夫のモラハラの一番の違いは、人前でモラハラがあったかどうかだと思います。
人前でモラハラがあると、大丈夫？あいつ酷くない？と心配してもらえるので、モラハラに振り回されながらも、この人と別れていいんだと思えたのです。
人前でモラハラがないと、普通の人に見えるモラハラ夫の場合、いい人と結婚できてよかったねと言ってもらえると、離婚したいって思うことに罪悪感を抱き、自分が間違っているのかも……と思ってしまったのです。