モラハラ夫は、私が体調不良を訴えても休ませてくれない。
でも、ある日、39度近い熱が出た日、モラハラ夫に文句を言われようとも限界だったので、モラハラ夫の言動は無視してベッドに倒れこんでいました。
家事と育児を放り出して横になっている私にモラハラ夫は「どうするつもりなの?」と聞きます。
モラハラ夫が元気なので、モラハラ夫に家事と育児をしてほしい。
でも、モラハラ夫なので、当然家事も育児もしません。
その理由は、不公平だから⇩
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仕事が休みで家にいるなら、普通だったら病気の妻にかわって夫が家事育児をしそうなものですが、モラハラ夫が相手ではそうはいきません。
「親よぶわ」と言って、即電話。
自分が体調不良の時に義両親が来てくれることを有難く思う人は世の中にどれだけいるのだろう。
絶体絶命のピンチなら有難いけど、私は義両親との関係が良好ではなく、出来れば弱っているところを見せたくないし、借りを作るのも嫌だ。
来てほしくないのが正直なところ。
モラハラ夫は「家事育児なんて誰にでも出来る簡単な仕事」「家事育児で疲れるなんておかしい」と常日頃から言っています。
家事育児は簡単なことで疲れることではないなら、モラハラ夫がやってくれたらいいのに。
楽勝って言うなら、やってみせてほしい。
モラハラ夫に義両親は呼ばずにモラハラ夫に家事育児をしてほしいとお願いすれば、「俺だって疲れてんだよ」と言い、私の要望は却下。
近距離別居の義両親はすぐに来てくれました。
私は寝室で寝ていたので直接義両親に会っていないけど、声は聞こえてくる。
「大丈夫なの?」と義母の声。
モラハラ夫が説明します。
「ちょっとね、どんぐり子ちゃんに熱があってさ」
「まぁ今横になってるんで、子ども達の面倒を見てほしいんだよね」
「息子と娘のことだけ見ててよ」
「どんぐり子ちゃんはいい歳した大人なんだから、放っておいていいよ」
放置していていいから(笑)というモラハラ夫の笑い声が聞こえてくる。
これを聞いて、義両親はどんな反応をするんだろう?
私が義両親の立場だったなら、もし息子や娘がモラハラ夫のような言動をしたなら、子どものことを叱ると思う。一緒になって笑ったりはしないだろう。
でも義両親は笑っていました。
「そ~ゆ~ことは、言わな~い」という義母の声が聞こえてきた。
義母の中では、寝込んでいる嫁のことはどうでもいいでしょ(笑)って対応はダメだという認識があるみたいなんです。
でも、それをピシャリと言うことは出来ない。
モラハラ一家の力関係で言えば、義父が一番で次にモラハラ夫、最後が義母という序列のようでした。
女を見下す、妻を、母を見下す、そんな家庭環境で育ってきたから、モラハラ夫の中では、『妻というポジションの人間は見下してOK』『母親よりも父親の方が偉い』という認識です。
義母はそれに甘んじているのか、自分の夫や息子にきつく注意すると不機嫌になるのが分かっているからか、一応咎めはするけど本気で怒ったりしないゆるゆるの注意の仕方です。
そして、今度は義父の声が聞こえてきました。
「そ~ゆ~ことは、い・わ・な・い・の(笑)(笑)(笑)」
こちらは完全に楽しそうで、咎める気なんて全くないのが分かります。
こらこら、そんな本当のことは思ってても口に出しちゃダメだよ(笑)といったニュアンスにしか受け取れませんでした。
義両親の言動に嫌な思いはしたけど、結果としては来てくれて助かったことになる。
義父とモラハラ夫が息子を外食へ連れ出して、その間は義母が娘の子守りをしてくれていたので、二時間程横になって休むことが出来ました。
もし義両親が来てくれなかったら、モラハラ夫が一人遊びに出かけていたら、息子の食事の世話が出来なかったかもしれません。
私も義両親に看病してほしいわけではないので、モラハラ夫のいう嫁は放置でOKは有難いのだけど、言い方にはモヤモヤしています。
さて、休めたのは義両親が来てくれていた間だけ。
二人が帰って、モラハラ夫が私を起こしにきました。
「ご飯の時間だよ?」
本当に信じられない。
熱で寝ている私を叩き起こして、娘の食事の準備をしろと言うのです。
冷凍庫に作り置きしておいた離乳食の冷凍ストックがあるから、それを解凍してと伝えても、
「俺わかんねーもん」と言って、お腹をすかせた娘が可哀想だと言ってきます。
常日頃から、私は子ども達に関わることはモラハラ夫へと伝えていました。
それは、私が病気や怪我で急に育児が出来なくなった時、モラハラ夫が何も知らないと子ども達のお世話が出来ないからです。
離乳食のことも情報共有していたのですが、モラハラ夫は真面目に聞いていませんでした。
「それってさぁ、どんぐり子ちゃんが体調不良にならなきゃいいだけの話だよね?」
「どんぐり子ちゃんが、病気や怪我をしなきゃいいだけでしょ?」
「つーわけで、頑張ってくださ~~い(笑)」
そう言って、普段から私の話を適当に聞き流していたのです。
だから、いざって時に、娘のご飯を作ることが出来ない。
ふらふらの状態で台所に立って、何とか食事の準備をしたけれど、もう無理倒れそう後はやってとモラハラ夫へお願いして、娘に食べさせることだけはやってもらいました。
これには怒鳴りこそしなかったけど、ものすごく不満そう。
私もお腹がすいたので、ポツリと「うどん食べたいな……」(うどんだったら食べることが出来そうだと思ったのです)と言ったのですが、これにモラハラ夫が大噴火。
「はぁ!?」
「なめてんのか!?」
モラハラ夫にとっては、子どもの世話を俺にさせたあげく、まだ要求するのかよ!とぶちキレる地雷でした。
イライラしながら娘に食事を与え、モラハラ夫が部屋を出ていく時についでに部屋の電気を消してほしいとお願いしたら、「それくらい自分でやって」と電気のリモコンを投げてよこしてきた。
「それくらい」って言うのなら、何でやってくれないのだろう。
起き上がるのもしんどいのに。
モラハラ夫にとっては、勝手に体調不良になって家事と育児を放棄したあげく、俺に育児をやらせ、さらに自分の看病もさせようとした!ということなのだろう。
思いやりの欠片もなくて、モラハラ夫への愛情なんてすっからかんだったけど、それでも二時間程眠れたこと、子ども達の食事が無事に終わったことで、まだマシだと思ってしまいました。
モラハラ夫へはめちゃくちゃムカついていたけれど、もう、こーゆー人なんだという諦めがあり、ここから逃げなきゃ危険だなんて発想はありませんでした。
普通、心配するとか看病するとかありそうなものなのに、一切ない。
でもそれは、私が心配してもらえるだけの人間ではないのだという認識でした。
モラハラを受け続け、モラハラを受け入れ、向き合い、自己肯定感が下がり、正常な判断が出来なくなる。
先日はコロナの予防接種で副作用が出たけれど、息子は心配してくれました⇩
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離婚したのは子ども達がモラハラ夫の影響を受けない為というのが大きい。
このまま、モラハラ夫に似ないで思いやりのある子に育ってほしいです。