モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫のモラハラエピソードその22 モラハラ加害者の決めた理解できないルール 「カラオケと映画館に行ってはいけない」

スポンサーリンク

モラハラをする人間は、独自のルールを作り、それを被害者に押し付けます。

私は結婚生活の中で、理解できないルールを強いられ、非常にストレスを感じていました。

 

今回は、「カラオケと映画館に行ってはいけない」ルールについて書いていこうと思います。

 

行ってはいけない理由が、

「子どもが小さいうちは仕方がないね、我慢だね」

といったことではないのです。

 

まずカラオケについて。

f:id:akane1202:20210316194919j:plain

もともとカラオケは、交際中のデートでよく行っていた場所でした。

私は歌は下手だけど歌うことは好きで、大声を出してストレス発散したい時もありました。

カラオケは夫婦の共通の趣味だと思っていました。

ところが、まさかの禁止。

なぜ??

 

理由は、

「俺は飽きたから」

「俺はもう行く必要を感じないから」

モラハラ夫にとっては無価値だから、そんなものにお金を使うのは許さないということです。

 

続いて映画館。

f:id:akane1202:20210316195416j:plain

こちらも、交際中はデートで行ったことがありました。

私は映画館で映画を観ることが大好きです。

といっても、なかなか行く機会はなく、独身時代に行っていたのは年に2~4回くらい。

どうしても観たい作品は映画館へ行き、ちょっと気になるな~という作品はテレビで放送されるのを待っていました。

でも家で観るのと映画館で観るのとはやっぱり違う。

私は誰にも邪魔されず、その映画の世界観に入り込みたいのです。

 

映画館が禁止の理由は、

「映画館に行く必要性を感じないから」

「価値がないから」

「テレビでやるのを待てばいいだろ」

 

こちらも、モラハラ夫にとっては価値がないことだから、そんなことにお金を使う必要性はないと笑います。

 

カラオケへ行くこと、映画館で映画を観ること、私にとっては大事な趣味でした。

それも、毎週行くとかじゃない。年に数回、せめて一回行きたいだけです。

そこまで贅沢な願いをしているつもりはありませんでした。

まだ上の子が三歳で、下の子は赤ちゃんで、映画やカラオケに行きたいというのは、なかなか難しいと思う。

でも私はリフレッシュの時間が欲しかった。

モラハラ夫は育児をしないので、私はワンオペ育児に疲れ果てて、とにかく外出がしたい。

毎日顔を合わす義両親、育児にダメ出し口出しが本当にストレスで、イライラはたまっていく。

モラハラ夫によって、必要最低限以外の外出は禁止され、どこへも遊びに行けない。

育児が辛いと思ってしまう日々の中、とにかく自分がリフレッシュできる時間がほしい。

檻の中に入れられて、見えない鎖で繋がれているかのように、自由に外出することが出来ない。

 

カラオケも映画館も、夫も行きたいけど我慢している……それだったらわかります。

でも、夫にとっては、何の価値もないものだから、行く必要がないから、行かないことは何の苦にもならないんです。

カラオケと映画館には価値がない。

俺がそう判断したのだから、俺の指示に従えということです。

 

「俺だって行ってないだろ?」と言うけれど、その理屈はおかしいのです。

確かに、カラオケや映画館には行っていない。

でも、一人で美味しい物を食べに出かけたり、ゲームセンターへ遊びに行ったりはしているのです。

私が趣味を許されないなら、モラハラ夫の趣味も禁止でないと、納得出来ません。

私の一年に一度の「2時間カラオケへ行きたい」は許されないのに、モラハラ夫の「毎週8時間以上の一人で外出」が許されるのが、とても不平等です。

 

モラハラ夫は「俺はよくても妻はダメ」という自分勝手なルールを作ります。

なぜ平等ではないのか?

それは常々モラハラ夫が口にしていました。

「俺とどんぐり子ちゃんは対等じゃないんだよ?」って。

何故、対等ではないのか?

「お金を稼いできている俺の方が立場が上」と言っていました。

私が家事と育児をしているから、働ける時間があるんじゃないの?

専業主婦になってほしいって言ったのは誰だった??

 

 

映画館は子どもが大きくなったら行ってもいいよと言っていました。

子どもに映画館で映画を観ることを経験させてあげたいのだそうです。

妻はダメでも子どもはOKということです。

 

現在はカラオケも映画館も自由に行くことが出来るけど、コロナがあるし、なかなか行かないだろうな。

それにコロナがなくても、子ども達がいるので、なかなか自由に一人で遊びに行くのは難しいです。

子ども達を連れて、カラオケや映画館へ行くのも難しい。

でも、「子どもが小さいから仕方がないね、我慢だね」と思えます。

子ども達が大きくなったら一緒に行きたい。

 

自分で「今は行けなくても仕方ないね」と思うのと、

「行くことは許さない」と言われるのとでは、「行けない」という結果は同じでも、自分の気持ちが全然違う。

そして今は

「映画館へ行きたい!!!!!」

「カラオケへ行きたい!!!!!」

そう切実に思う程、ぎゅうぎゅうに押さえつけられて身動きが出来ない程のストレスは感じていないので、育児のリフレッシュのために外出したい!!!!!!!!!という気持ちがありません。

あるにはあるんですが、当時よりは少ないです。

仕事で子ども達と離れる時間が出来た為だと思います。

映画やカラオケくらい育児中は我慢しろよって、モラハラ夫は思っていたかもしれない。

ただの私への嫌がらせだったのかもしれない。

でも、私が我慢していたのは「映画やカラオケ」もそうだけど、「自分一人のリフレッシュの時間」だったんだな。

家にいても義両親が来るから気が休まらないし、子ども達は手がかかる年齢で、とにかく毎日イライラしていて、子どもと離れて過ごす時間が欲しかった。

でも、それを夫は許さなかった。

私にリフレッシュの時間なんて必要ないんだって、俺には必要なんだって、いつもそう言って一人で遊びに出かけていました。

映画館とカラオケを禁止にされたから離婚したんじゃない。

妻には育児疲れのリフレッシュの時間なんて必要ないと、俺は仕事で疲れてるんだから休日自由に過ごすのは当然だと、思いやりのない態度にがっかりしたから、夫への愛情は薄れていき、不信感が強まっていき、こうした小さな水滴一滴分の出来事が、バケツ一杯にたまって、どうにもならなくなったから、離婚になりました。

そのことを、恐らくは、モラハラ夫は理解してくれていないんじゃないかなと思っています。