モラハラ夫と離婚して、モヤモヤしていることがあります。
それは、周囲の反応……。
モラハラ夫は、養育費を払っているし、面会交流もしています。
だから、あまり離婚の事情を詳しく知らない人達からは、
「よかったね!」って言われる。
確かに、養育費を払わない人の方が多いから、よかったのだと思う。
でも、その次に続く言葉に納得できなくて、モヤモヤしてしまう( ;∀;)
「旦那さん、優しい~」
「いい人だね」
「真面目ですね~」
「誠実だね~」って。。。
う~……
う~ん……。
モラハラ夫が優しくていい人で真面目で誠実だったら、離婚なんてしてないよ( ;∀;)
養育費は払ってもらっているけれど、払ってあげてもいいけど?って態度だった。
面会交流は子どもが会いたがるしモラハラ夫も会いたいって言うから行っているけれど、モラハラ夫は『子ども達に会いたい』ではなく『子どもの成長には父親の存在が必要だろうから協力してやる』って態度。
謝罪も反省もなく、もう全て過去のことであり自分は反省して誠実な人間になったと思い込んでいる分、離婚前よりたちが悪いかもしれない。
面会交流で顔を会わす時、一瞬少しはまともになったのかな?と思う瞬間もあるけれど、基本的には「離婚してよかった」と思うことの方が多い。
息子と娘で差をつけるし、周囲の無関係の親子連れへの攻撃的な態度にうんざり。
俺と息子さえよければ他はどうでもいいって考え方は、結婚していた頃と変化はないように思う。
と、色々あるのだけれど、「旦那さん誠実な人でよかったね」って言う人は、私の離婚事情を知らないからそう言うのだろう。
話せば長くなってしまうから、私も詳しく説明せずに適当に話を合わせて終わらせてしまう。
ただの雑談で、そんなに真剣に会話する空気じゃなかったし。。。
でも、養育費を払っているからって、いい人というわけじゃないんだ。
結婚している時も「いい人と結婚できてよかったね」って言われる度に、何とも言えない気持ちになっていたけど、離婚後もそうなのか。
でも、養育費を払ってもらっているから、シングルマザーではまだ苦労は少ない方。
同じシングルマザーでも、私は随分楽をしている方。
「めちゃくちゃ楽して暮らしてるで」って言われて、ぐうの音も出ない正論。
私と同じように離婚して、でも誰にも頼らず実家から少し離れたところに住んで、フルタイムで働きながら子ども三人育てている年下のシングルマザーの方がいて、すごいなって思うし私は楽してるって思う。
楽して暮らしているはずなんだけど、仕事や子ども達の反抗期でかなりきついと感じることは多々あって、シングルマザーでは楽な部類に入るのだと思うけど自分としては疲れたって思ってしまう時がある。
そんな時に、もう今は頑張れないって思う時に、楽してるくせにって自己嫌悪してしまう。
でも人それぞれ事情がある。
離婚していなくても、旦那が育児に協力的でないとか、義理の親がやりたい放題とか、実の親との関係性がうまくいっていないとか、みんな何かしらあって、楽かどうかなんて本人にしか分からない。
誰かと比べるのは不幸の始まりで、私は自分で疲れたと思うなら疲れたのだろうし、大丈夫だと思える時は大丈夫なのだろう。
そこで、もっと頑張ってる人がいるのにとか、もっと大変な人がいるのにとか、それは本当のことでも、自己嫌悪で動けなくなってしまうくらいなら、あまり考えない方がいいんだろうなぁ。
離婚後の生活が、モラハラ夫は養育費を払って面会交流をしてすごい!偉い!みたいになっていて、私はシングルマザーで楽して暮らしているっていう評価というか何と言うか、そう思われるのが悔しかったり哀しかったりで、自分の気持ちがぐちゃぐちゃしてしまっていました。
養育費って払わない人の方が多いから、だから払うって当たり前のことをしているだけで「すごい!」って認定されるの納得できない。
男の人は子育てしない時代が長かったから、ちょっとオムツを替えただけで「男なのに子育てして偉い!すごい!イクメン!」みたいなのと同じような感じでモヤモヤ。
やって当たり前のことを褒めたたえるの、よくないと思う。
とはいえ、養育費を払ってもらってない、もしくは最初はあったけど途中から音信不通になったとか、そんな人たちの話もよく聞くから、支払うモラハラ夫の方が珍しいから「旦那さん偉い」とか「反省してる」って評価になるのも分からないでもなく……。
養育費なしで子育てしている人、周囲に何人かいるし、その人達が頑張って働いているのも知っているから、こんなことで鬱々した気持ちになってる場合じゃないのも理解はしている。
でも、モヤモヤしてしまう。
自分の苦労というか、嫌だったことなどの経験が、養育費をもらうことによって周囲からは「もらってるんだからいいじゃん」って軽んじられてしまうことに。
養育費を払うことは、もしかしたら、もしかしたら、「ごめんなさい」を言えないモラハラ夫なりの反省の姿勢かもしれないけれど……。
まだ娘が産まれる前だけど、私のことも息子のことも、どうでもいい存在って言っていたけど父親として最低限の責任は果たすって言ってたから、それが養育費なんじゃないかな。
私はちゃんとモラハラ夫が「ごめんなさい」って謝ってくれたら、養育費を受け取っていることで周囲にあれこれ言われても、気にならなかったんじゃないかな。
養育費を払っているから、「ちゃんとしてる」って言われるのも、なんでこんなに辛いって思ってしまうのか分からないくらい、どんよりした気持ちになってしまう。
話はそこまで飛躍しないはずなんだけど、私の我儘で離婚したのに養育費払ってくれる旦那さん偉いねよかったねって、うっすらとそんな背景が滲んできているようで、被害妄想かもしれないけど、受け取っている自分が悪いことをしているような気にもなってきてしまう。
離婚時の取り決めで、養育費とは別に急な怪我や病気とか、進学によってお金が必要になった時は、その都度相談するってことになっている。
でもモラハラ夫は養育費について、
「どうせ貯めてるんでしょ?」
「大学進学用のつもりだから」って言っていた。
今払ってもらっている養育費は、今子ども達に必要なものとして使って、進学費用はまた相談ってはずだったのに、養育費が進学費用になっている。
この件について、またモラハラ夫と話さなきゃいけないのかと思うと気が重いし、どうせ後になってまた言うことがコロコロ変わって、その都度ストレスを受けそうだから、今はそっとしておこうかな。
どうせまた「俺そんなこと言った(笑)??」とか、言い出す可能性の方が高いかもしれない。
今後の面会交流もそうだけど、いつモラハラ夫が爆発して「辞めた!!」って言い出すか分からないから、確実なことは何もない。
養育費は存在しないものとして、手を付けずに貯金している。
ないよりあった方がいいし、もらっているからもらってない人より楽しているのは本当のこと。
だから、もうちょっと頑張れたらいいな。
何にも気にせず生きれる力がほしいです。
離婚して、私の中ではまだ怒りが再燃するけれど、周囲の人にとっては「ヨリを戻したら?」って言える程、風化してきているんだなぁ。
そのギャップがモヤモヤしてしまうのかもしれない。
本当に反省しているなら、離婚調停の時に、一度離婚して距離を置いてから再婚っていう選択肢もあったのだけど、大前提の反省がないのでどうにもならない。
モラハラ夫も、最終的にはモラハラ夫と義両親のことを悪く思う私にキレて離婚に合意したしなぁ。
結婚していた頃、再構築を試みていた私のことは無視し続けていたのに、離婚調停になった途端に再構築をしたいって言い出すの、今思えば笑ってしまいますね。
離婚後も増え続けるモラハラエピソードもあるけれど、まずは結婚していた頃のモラハラエピソードから徐々に書いていけたらいいなぁと思います。