モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫のモラハラエピソードその43 「そんなに辛いなら別居する?」とモラハラ夫に提案されていた話

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モラハラ夫との離婚の理由は夫のモラルハラスメント

無視やため息に暴言。

自分の思い通りにならないとすぐにイライラして不機嫌オーラをまき散らす。

このままじゃ子ども達にも悪影響だと離婚を決意し、モラハラ夫が仕事でいない間にこっそり家を抜け出して、別居して離婚調停。

そして離婚。

 

でも、離婚の前に『別居』という選択肢はなかったのか?

『別居で様子を見る』という選択。

実はモラハラ夫から別居を提案されたことがありました。

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それは二人目が産まれて、育児とモラハラに苦しんでいた頃だっただろうか。

夫婦仲もずっとお互いイライラしていて、家にいてもしんどいなと思うことばかり。

自分がモラハラを受けていることも自覚しておらず、どうやったら仲良く過ごせる?もう無理だから離婚したい……でも離婚は現実的ではない……等々悩んでいた時。

息子の赤ちゃん返りがひどくて、少しでも自分一人だけの時間が欲しいとモラハラ夫に訴えても、『家事と育児なんて疲れるようなことではない』『疲れるようなことをしていない妻に休みなんて必要ない』というモラハラ夫の考えは変わらなかった。

何度もケンカしてぶつかって、モラハラ夫が無視をするから話し合いにならない。

ちゃんと向き合ってほしいと訴えても、『なんでもっと頑張れないの?』と責められ続ける。

絶対に自分は間違っていないと信じているから、モラハラ夫が私の意見に共感したり歩み寄ったりすることはないのである。

そんな状態で何度目かのケンカの時だったと思う。

モラハラ夫が言った。

「そんなに辛いなら別居する?」と。

 

「しばらく別居して頭冷やした方がいいんじゃない?」

「実家でゆっくりしてきたら?」

 

口調は、まるで私を気遣うような風だった。

モラハラ夫にしてみれば、私に休暇の許可を与えたようなものだったのかもしれない。

この発言、優しい思いやりのある言葉だと捉えることが出来るだろうか?

 

否!!

 

 コイツ何言ってんだ……??

はらわたが煮えくり返る。

メラメラと怒りの炎が自分の中で燃え広がって、夫はもうどうしようもない人間なのだという現実を突き付けられた気がした。

 

私の日々が苦しいのは、モラハラ夫が育児に参加しないのに加えてモラハラを行うから。

ちゃんと話し合って、少しでも私が休憩できる時間を作ってくれるなら何とかやっていけるんじゃないかと思っていた。

でも、モラハラ夫はどうしても育児なんてやりたくないのです。

育児は妻の仕事という固定観念が強すぎて、私が怪我しようが熱が出ようが育児はしない。

休みたいと訴える私が面倒になったのだろう。

妻が実家に帰れば、育児に参加してほしいって言われなくてすむ。

子ども達もいなくなれば、静かに一人で過ごせるし、自由の時間を満喫できる。

さらに、『実家に帰らせてやった』と恩を売ることも出来て、『妻は育児に疲れて弱って実家に帰った(笑)』と今後私を見下す材料が手に入る。

モラハラ夫に子ども達はどうするのか確認したら、「当然連れて帰ってよ」と言われた。

もう、会話にならなくて本当に疲れた。

子どもと一緒にすごすのがしんどいと思うくらい育児に疲れたから一人の時間が欲しいと言っているのに、子ども二人連れて実家に帰れば?って、それで一人でゆっくりする時間が手に入るのはモラハラ夫の方です。

実家に帰っても両親は忙しいし、幼稚園にも通えないから今までよりずっと子ども達と過ごす時間が増えるのです。

その状況でどうやってリフレッシュ??

しかも、別居が終わって帰ってきたら、実家に帰って休んできたんだから今後育児の文句は言うなと、より一層モラハラが悪化するのだろう。

 

私にとってのメリットはない。

(今思えば、モラハラ夫と離れることが唯一のメリットなのですが、当時は気付いていませんでした)

ちゃんとケンカして話し合って解決しなければいけない問題を、簡単に別居へとすり替えたモラハラ夫が許せない。

子ども達を連れて行けとモラハラ夫は言ったけど、もし本当に別居するなら子ども達をおいていくなんて絶対に出来ない。

モラハラ夫は育児をしない。

かといって義両親に子ども達を預けたくもない。

「ママはお前たちのことが嫌で実家に帰ったんだよ」ってモラハラ夫は子ども達に教え込む危険がある。

義両親にはダメで情けない嫁認定され、また嫌なことをごちゃごちゃ言われるかもしれない。

別居はモラハラ夫にしかメリットがないように思えた。

そして何より、息子が幼稚園に楽しそうに通っていたので、休園させるのが申し訳なくて別居はしなかった。

 

私が別居しない選択をしたから、モラハラ夫は『俺がせっかく提案してやったのに実家に帰らないんだったらもう知るか』ということで、より一層家事育児に見向きもしない状態に陥りました。

別居していたら、『別居を許してやった』『妻に休暇を与えてやった』『俺は優しくていい夫だ』なんて態度をとられて、より一層息苦しい生活が待っていることが目に見えている。

別居してそのまま離婚になる可能性を考えなかったわけでもないけど、必要な手続きとか書類とか、その後スムーズに進むのだろうか?という疑問が大きく、結局自分は何も動けなかった。

 

モラハラ夫が提案した別居に私への優しさは微塵も含まれていなかった。

実家に帰ることを許可してやるから、そのかわり育児疲れとやらを治して今後ちゃんと家事育児が出来るような状態になって戻ってこいよと、つまりはそういうことだ。

モラハラ夫が育児をするという選択肢は存在しない。

育児疲れは妻が勝手に疲れているだけだから妻の問題。

それに俺を巻き込むのはおかしいと本気で考えているようだった。

 

自分のことしか考えていないのに、さも妻を気遣う風に別居を提案することに腹が立つ。

 自分が正しいと、妻はまともじゃないと思っているからこんな思考になるのかな。

どう話し合っても何も解決しない。

話し合いで解決したり歩み寄ったりって、どうやってするんだろう??

毎回、私が仕事で疲れてる夫へ配慮せずに我儘を言っているような空気を作られてしまう。

聞き分けのない駄々っ子が自分で、なんで理解できないのかな?ってため息ついて困っているのがモラハラ夫。

悪者は私になってしまう。

なんでだろうなぁ。

これがモラハラの手口なんだろうな。