モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫のモラハラエピソードその42 モラハラ夫が主張するモラハラを受けない方法

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モラハラ夫と離婚して、私の日々の悩みは随分変わりました。

結婚していた時の悩みは、

・どうしたら急に無視されたりしなくなるんだろう

・どうしたら暴言を吐かれずにすむんだろう

・どうしたら仲良く過ごせるのだろう

・どうしたら急に不機嫌になるのをやめてもらえるんだろう

・どうしたらまともに会話が出来るんだろう

・どう伝えたら分かってもらえるのだろう

・何をどう頑張ったら対等に見てもらえるのだろう

・どうしたら子ども達に悪影響を与えずにすむのだろう

・どうしたらこの状況下で子ども達を健全に育児出来るのだろう

何がきっかけで怒り出すか分からないモラハラ夫。自分の機嫌次第で突然無視が始まってしまう。理由を聞いても無視を続け、部屋に閉じこもって出てこない。

口を開けば嫌味を言い、物にあたっては脅してくる。

直接身体的な暴力を受けたことはなかったけど、あのまま一緒に生活していたらきっとそこまでいっていたと思う。

私にとっては最悪のモラハラ夫でも、義両親にとっては最高の息子なわけで、常に三対一というのも辛かった。

 

日々の悩みは、モラハラ夫の機嫌次第で自分の人生と子ども達の人生が決まってしまうということ。

生活の全てがモラハラ夫中心に周り、私の意見は聞き入れてもらえない。

自分の人生が、自分の人生でなくなってしまう。

子ども達の人生が、全てモラハラ夫に決定されてしまう。

どうすればそれを阻止できるのだろうか?

 

驚くことに、モラハラ夫はその解決策を私に主張していました。

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 モラハラ夫が主張する、モラハラを受けない方法

モラハラ夫本人は自分の言動がモラハラだとは自覚しておらず、私も自分がモラハラの被害者だと自覚していない時の話です。

急に不機嫌になったり暴言を吐いたり無視したり……どうやったらそんな言動をやめてくれるのかの答えです。

 

答えは二つありました。

何を言われても気にしなければOK

まずは一つ目の答えです。

それは、何を言われても気にしなければいいというもの。

モラハラを受けない方法とはまた違うのですが、受けても気にしなければいいだけだと主張する。

何を言われても、何をされても、そんな些細なことで悩むなんて頭おかしいよという主張です。

気にしなければいいだけのことを、何をそんなに気にするの?

今は機嫌悪いんだなって思ってたらそれですむ話じゃない?

なんでいちいち怒るの?

なんで俺が気を遣わなくちゃいけないの?

何を言われてもスルーすればいいだけじゃない。

(スルーしたらしたで怒り出しますが……)

いちいち俺のやることに反応しないでくれる?

 

他にも色々言っていましたが、酷い言動をとる自分に問題があるのではなく、俺の言動を酷いと捉える妻に問題があるという主張です。

だから気にしなければいいだけだと、自分は全く反省せず私に受け止め方を変えるように要求してきます。

 

俺に何か言われたりしないだけの人間になれよ

そして、もう一つの方法。

それは、もっとまともで立派で完璧な人間になればいいというものです。

俺に何か言われて嫌な気持ちになるんだったら、俺に嫌なことを言わせるような人間になるなと主張します。

妻の人としてのレベルがもっと高ければいい。

大事にしてほしいんだったら、大事にしたいって思ってもらえるような人間になればいい。

もっと努力をすればいい。

その努力を怠って、俺にだけ不満をぶつけるなと怒ります。

 

モラハラ夫の主張はどちらも不可能

モラハラ夫が私に伝えた方法は、どちらも不可能でした。

気にする方がおかしいって言われても、「死んでほしい」とか「殺してやる」とか、機嫌が悪い時のモラハラ夫の独り言だってわかっていても聞きたくないし、無視されるとすごくイライラするし、これ見よがしにため息つかれるのも疲れる。

物に当たるのも、子どもがいる中で危険だし、見過ごしていいようなことじゃない。

もっと努力してちゃんとした大人になればいいと言うけれど、どれだけ努力したってモラハラ夫のモラハラは変わらないことを知っている。

モラハラ夫のいう完璧な人というのに明確な基準はなく、常にモラハラ夫の気分次第で採点されるのである。

完璧な妻というのがどういったものか分からないけれど、例え完璧な妻を演じることが出来たとしてもモラハラはおさまらないだろう。

私が行動した後に正解が何かを決めるのが大好きなモラハラ夫。

「おかえり」と声をかけたら、疲れてるのに話しかけたと無視が始まる。

「おかえり」と声をかけなかったら、俺が帰ってきたのに出迎えにもこないのかと怒り狂う。

何をしても、どっちを選んでも、必ず私を責めてくるのである。

どれだけ努力を重ねても、絶対に合格出来ないことを知っている。

それに、モラハラ夫本人も言っていた。

私のことを一生認めないと。

何をどれだけ頑張っても、私のことは認めないのだと言っていた。

その上で、俺を見返してやるくらいの気持ちで頑張ったらいいじゃないと嘲笑っていた。

なんでそれが出来ないの?と言われたけれど、もう気持ちがプツンと切れてしまった。

モラハラ夫と仲良く暮らすために頑張ることをしなくなった。

 

まとめ

モラハラ夫の主張は、いかにもモラハラ夫らしいものでした。

俺は全く悪くない。

全て妻の受け取り方が悪い、妻の努力が足りないせい。

もっと妻が努力をすればいいだけのこと。

自分が歩み寄るということは一切しないのである。

話し合いの度にため息をつかれて努力が足りないと説教されれば精神を病んでいく。

怒鳴るよりも、うんざりしたような口調で、またこの話かよ・いい加減にしてよと言われれば、なんだか自分の頭が悪いのだろうか・自分は間違っているのだろうかと不安になる。

モラハラ夫の主張は耳を貸すようなものではない。

モラハラ夫からモラハラを受けない方法は、とにかく物理的に距離をとることであると私は思います。

離婚か別居がいい。

離れていてもメールやラインや電話等でモラハラを受けることもあるけれど、一緒に暮らすよりはずっとモラハラを受ける機会が減る。

モラハラに頭を悩ませていた時間を他のことに使えるようになって嬉しい。

私がどれだけ頑張っても、モラハラ夫は無視もため息も暴言も好き勝手するのである。

私の問題ではなく、モラハラをする側の問題だから、私の努力ではどうしようもない。

酷いことを言われても傷付かないようにしなきゃなんて、無理に頑張る必要なんてない。

無視されないように完璧な人間でいなきゃなんて、不可能だ。

モラハラをする人間と離れないと、そんな当たり前のことにすら気付けなくなってしまうかもしれない。

離婚した今、日々の悩みは変わりました。

仕事のこと、育児のこと、将来のこと。

きっと自分の頑張り次第で道が開ける可能性がある。

頑張ったらその分、何かが変わる可能性がある。

将来への不安というのは結婚していた時も離婚した今もありますが、まだ離婚後の方が苦しくても光が見えます。

どうせ悩むなら、出口の見える悩みがいいなと思いました。