育児中はとにかく自分の時間がない!!
子どもが起きてる間は何も出来ない。
だから、子どもを寝かしつけてからの夜の時間が貴重です。
出来れば早く寝てほしい……(笑)
ところが、早く寝てほしい日に限ってなかなか寝てくれません。
二歳の娘は、いつでもなかなか眠らない。
保育園に行って疲れてるはずなのに。
休日だって、外で遊んでお昼寝もしないなんて日は疲れて早く寝てくれるんじゃないの??
なんで寝ないんだ??
どうやったすんなり寝てくれるのだろう??
子守唄を歌ったり、背中をトントンしたり、絵本を読んだり、布団の中で横になってたわいもない話をしたり……色々やってみるけど効果ゼロ。
そんな中、娘に効果てきめんだった方法があります。

それは、「えー!もう寝てるー!」と声に出して驚くことです。
どうせ寝てないんでしょ?
早く寝てほしいのに困ったわ~
って思ってたら、え??もう寝たの??
わぁーびっくりー!!
なんて小芝居をします。
「今から10秒でお布団に入れるかな?」
「誰が一番に寝るのかな?」
なんて声をかけて、まずお布団へ誘導。
横になったら、娘の方を見ずに、
「もう寝たのかな~??」
「いや~まだ寝るわけないよね~」
「でももう寝てたらすごいよね~」
と独り言をつぶやく。
その間、娘は起きてるけれど、私を驚かそうと一生懸命寝たふりをします。
「もう寝てるわけないよね~」
なんて言いながら娘の方を見ます。
その瞬間、娘が目を閉じていれば「えー!もう寝てる!!」と驚いてみせます。
娘が目を開けていれば「あれれ?お目目があいてる!」と驚いてみせます。
すると、すぐに目を閉じて寝たふりをしてくれます。
一生懸命寝たふりをしていると、だんだんと本当に眠くなってくるのか寝てくれます。
今までの苦労は何だったの?と思うくらい、娘には効果がありました。
娘が寝たふりをしている間、寝たふりに飽きないように声はかけ続けます。
「わぁ~お目目閉じてちゃんと寝てる~」
「うんうん、静かに寝てるね~」
「おりこうさんだな~」
寝たふりをしながらクスクスと娘が笑いをこらえていても、娘を眠っている扱いします。
五歳のお兄ちゃんと競争させると、さらにうまくいきました。
「どっちが先にねんね出来るかな?」
と声をかけて、競争させます。
二人とも負けず嫌いなので、ぎゅっと目を閉じます。
それを実況中継する私。
「あ、お兄ちゃんはもう目を閉じてる!」
「わぁ~静かにしてる!」
「お喋りしないし、ゆっくり呼吸してるし、もう寝たんだね?」
「○○ちゃんはどうかな~??」
「あ、お兄ちゃんも寝てるけど○〇ちゃんも寝てる!」
「え~二人とも、もう寝たの~??」
もぞもぞ動き出したら、
「あれ?寝たと思ったけど違ったのかな?」
「確認してみよう」
そう言って近づくと、また大人しくしてくれるので、
「あぁ、勘違いだった」
「ちゃんと寝てるわ」
「ふふふ、寝てる寝てる♪」
とコメントします。
驚いたり感心したりすると、ニヤニヤしながら寝たふりをしていますが、そのうち本当に寝てくれるのです。
寝たふりをしてもらうことが、こんなに効果があるとは!
今寝たらママを驚かせることが出来るんだ!と一生懸命寝たふりをしてくれるようです。
5分ほど寝たふりを続けてもらったら、だんだんと笑いをこらえてる顔じゃなくて本当の寝顔になりました。
このやり方、効果があったのが嬉しくて連続して使いました。
すると子ども達は飽きてきたのか、ある夜は寝たふりをしてくれても娘は突然目を開けて、
「実は寝てましぇーん!!」
と突然飛び起き大騒ぎ。
息子もつられて起きて笑い転げて寝かしつけは失敗。
次は子ども達が忘れた頃に、またこの方法を試したいと思います。