昨日、最近は息子と手を繋いで歩いていないことに気付きました。
五歳の息子は一人で歩いて、私は二歳の娘と手を繋いで歩いている。
いつの間にか少しずつ手が離れて、いつの間にか子ども達はどんどん親から離れていって、嬉しいけれど何だか寂しい。
でもまだ五歳だから、息子と手を繋ぐ機会はまだあるよねと思っていました。
その時の話はコチラです↓
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昨日、なんだか勝手に寂しくなったのもあって、今日は子どもと楽しく過ごそうと意気込んでいたけど、やっぱり怒ってしまった。
兄妹喧嘩ばっかりで、なかなか思うようにいきません。
そんな中、息子がダンボールで家を作って、中に毛布を敷いて枕を用意して、私のお昼寝スペースを作ってくれました。
秘密基地みたいな家。
ダンボールで壁を作って、天井はビニールシートを覆いかぶせて。
「お母さん寝てていいよ」
「僕が絵本を読んであげる」
そう言って、読み聞かせをしてくれた。
寝かしつけというよりは、自信たっぷりな元気な声なのですが、それでも心地よい。
絵本は実家でずっと保管してくれてあった、私が子どもの頃に読んでいた「こんなこいるかな」。
昔は母親に読んでもらっていた絵本、今は息子が読んでくれている。
息子は「たずら」を選んで読んでくれました。
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目を閉じて、息子の声に癒されて、なんだか母と息子のほのぼのとした日常になるのかなと思いきや、そうは問屋が卸さない。
「ガオーッ!!」
と言いながら娘が飛び込んできて、ダンボールで作った家は崩壊。
怒り狂う息子。
怒られて泣き叫ぶ娘。
自分もここで寝たいと毛布をひっくり返し、ゴロンゴロンと転がり大騒ぎ。
兄妹喧嘩は終わりを知らず、今日もてんやわんやで一日が終わりました。
でも一日の終わりに布団に入り、さぁ寝るよと横になった時、息子が言い出しました。
「お母さん、手を繋いで寝ようよ」
昨日の私の気持ちを見抜いていたのだろうかと、なんだかタイムリーだなと頬がにやける。

でも私には確認しなければいけないことがありました。
「お母さんはさっき○○(娘の名前)のおしりを触って、手を洗ってないけど、それでもいい?」
寝る直前に急に娘が立ち上がり、ズボンとオムツをずりおろしたので、それをなおしていたのです。
「え?(笑) いいよー(笑)」
と言う息子に、再び質問。
「○○のおしりにはおしっこもついていて、お母さんは手を洗ってないけど大丈夫?」
娘のおしりは水滴こそついていないけど、おしっこでじんわりと湿っていたのです。
そして、布団から洗面所へは遠く、もう寝かしつけてからこそっと手を洗いに行こうと思っていたのです。
「ぎゃー」
「きたなーい」
「いらんわー(笑)」
とゴロゴロ動いて笑い転げる息子。
その後冷静に、
「なんで手を洗いに行かないの?」
「寝て少ししてから抜け出して、洗いにいくつもりやったん?」
「汚いで~ちゃんと洗わんなあかんで~」
と言われ、ごもっともと、返す言葉もない。
その後、こっちの手ならいい?と息子に言い、おしりに触れなかった方の手を差し出して、手を繋いで寝た。
もう眠くなっていたのかあたたかい手。
今日は疲れていたのか、すぐに寝た。
そっと布団を抜け出して、手を洗いに行きました。