モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫のモラハラエピソードその19 モラハラ加害者の決めた理解できないルール 「息子をバスに乗せてはいけない」

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モラハラをする人間は、独自のルールを作り、それを被害者に押し付けます。

私は結婚生活の中で、理解できないルールを強いられ、非常にストレスを感じていました。

 

今回は、「息子をバスに乗せてはいけない」ルールについて書いていこうと思います。

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私は息子を連れて、少し遠くの大きい病院へ行かなければいけないことがありました。

普段、かかりつけの病院へ行くときは、息子が赤ちゃんだった頃はベビーカーや抱っこ紐、大きくなってきて息子が元気な時は、一緒に歩いて小児科まで行っていました。

ですが、大きい病院は歩いていくには遠く、バスかタクシーを利用したい。

(健診なので、息子は元気です)

モラハラ夫には、「タクシーで行ってきて」と言われました。

 

まだ息子が小さいから、バスは危ないから、そんな理由だったらわかります。

ですが、モラハラ夫の理由は一味違うのです。

 

「俺の大事な可愛い息子に、不特定多数の人間がいる空間を共有してほしくない」

「汚い人間の吐いた息でいっぱいの空気を共有してほしくない」

 

……。

また、わけのわからないことを言い出したなと思いました。

この頃の私は、こういったモラハラ発言には慣れてしまっていて、「また始まったか」と思うだけであり、こういった発言をするモラハラ夫の異常性に気付けずにいました。

 

モラハラ夫は続けていいます。

 

「もちろん、息子がいる時限定だから」

「どんぐり子ちゃん一人の時は、当然バスを利用してよね」

「息子とどんぐり子ちゃんだと、格が違うんだよ?」

「息子の方が格上なのは当然だろう?」

「あれ?知らなかったの?(笑)」

 

俺が特別扱いするのは息子だけで、お前は違うんだよ(笑)と、ニヤニヤ笑うモラハラ夫。

息子の目の前で、私を見下す発言を繰り返します。

 

ママをバカにしたり見下したりするパパを見て、息子は何を思っていたのだろう。

子どもの教育に悪いし、息子が私を見下してもいい存在だと思ってしまうから、そういったことは言わないでほしいというも、モラハラ夫は平然としています。

 

「だって、本当のことだろう?」

「本当のことを言って、何が悪いの??」

 

冗談なのか、本気でそう思っているのか、どっちなのかは分かりません。

軽い冗談のつもりなのかもしれないし、冗談ならば、この程度の冗談で怒る方が悪いと逆切れします。

本気でそう思っているのなら、本当のことなんだから仕方ないだろと、これ見よがしにため息をつきます。

子どもの前で私をバカにするのはやめてと訴えるたびに、ケンカになります。

 

この程度のことで怒る方がおかしい。

本当のことを言って何が悪い?

言われたくないんだったら、言われないだけのちゃんとした人間にならなければいけない。

 

そんなモラハラ夫の主張を押し付けられて、ずいぶんとする必要のない努力をしてきました。

 

 

話をバスに戻します。

「タクシーで行ってきて」と言われ、私はタクシーで息子を連れて行きました。

バスを利用しない理由は何であれ、タクシーを利用した方が、周りの人に迷惑がかからないので、気が楽なのです。

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 その後も病院へ行く機会はありましたが、全てタクシーを利用していました。

そんなある日、モラハラ夫が言いました。

 

「そういえばさ、病院へは何で行ってるの?」

 

私がタクシーで行ってるよと言うと、

 

「えぇーっ!!??」

「タクシー使ったの!!??」

非難めいた声で言ってきます。

 

どうやら、自分の発言をすっかり忘れているよう。

そしてモラハラ夫は、妻が楽になることを嫌います。

自分が関わらない出費も嫌います。

バスならもっと安いのに、わざわざタクシーを利用して楽して行くなんてと、なんでバスじゃないのかと、なんでタクシーを使ったのかと、モラハラ夫は驚いていました。

いやいや、驚くのはこっちだよ。

なんで自分の言ったことを忘れてるんだよ……。

 

前にタクシーを使えって言ったよね?

そう私が話すと、モラハラ夫にしては珍しく、自分の言ったことを思い出したようで、

「あ~~そう言えば言った?かなぁ~??」

「まぁいいよ、タクシーでも」

と言い、この話は終わりました。

 

もちろん、自分がタクシーを使えと言っておきながら、私がタクシーを使ったことを責めた謝罪はありません。

 

こういったことが特別なことではありません。

これが日常です。

毎日とまではいかなくても、毎週、何かしらの嫌なことが起こる。

 

これが日常だから、当たり前だから、だから、深刻なモラハラにあっているんだと気付けずにいました。