現在、子ども達の写真の整理をしています。
スマホに撮りためた写真、もうずいぶん前から撮りっぱなしで手つかずなのです。
私は気に入った写真はプリントして、アルバムに貼って整理していきたい。
これは親あるあるなんじゃないかと思うのですが、プリントする写真をなかなか選べない……。
全部可愛いから、全部残しておきたい~!!と思ってしまい、なかなか作業が進みません。
現在、ぼちぼちと作業を進めています。
子ども達の可愛い写真、たくさんの写真の中に、モラハラ夫と子ども達が楽しそうに過ごしている写真もあります。
モラハラ夫は育児に無関心で、私に全て押し付けていた。
自分の気の向いた時だけ息子の遊び相手をするくらいで、家にいる時は一人でゲーム、休日は一人で遊びに出かけるモラハラ夫。
特に娘のことは「可愛くない」と言い、放置していたと言っても過言ではない。
私から見て、子どもを大事にしているパパとは思えない。
でも、そんなモラハラ夫と子ども達の幸せそうな写真がある。
これはいったい、どうしてなのでしょう?
モラハラ夫と子ども達の幸せそうな写真。
それは、手を繋いて歩いている様子だったり、抱っこされて笑顔の子ども達。
絵本を一緒に読んだり、オモチャで遊んだり、子ども達の頭をモラハラ夫が嬉しそうに撫でていたり。
ピースをしているものや、ポーズをとっているものもあるけれど、多くは、何気ない日常を切り取ったものばかり。
カメラ目線ではない自然体。
これらの写真を見ると、モラハラ加害者とは思えない。
子ども達のことを大事にしているパパに見えるだろう。
優しそうなパパ。
休みの日も子ども達と一緒に過ごすパパ。
積極的に育児に関わるパパ。
子どものことが大好きなパパ。
仲良し家族、幸せ家族に見えるだろう。
この写真を見た人は、きっと、「いい旦那さんね」って言うだろう。
育児してないんじゃなかったの?
子ども達と遊んでる写真があるなら、それは育児をしていた証拠じゃないの?
いえいえ。
違うのです。
どういうことかと説明すると、これらの写真、全て、偽物なのです。
偽物?
はい、そうです。偽物です。
子ども達の写真を撮ろうと私がスマホを向けると、それまでソファでゴロゴロしていたモラハラ夫が急にやってきて、子どもを巻き込みポーズを撮って、私に撮影するよう言ってきます。
ご丁寧に、カメラ目線ではなく、あえて自然体に見えるように。
キレイに写真に写るよう、自然体風なポーズを撮るのです。
日常生活の中の、ありふれた映像を切り取ったように見えるように。
息子はオモチャを見て、モラハラ夫はそんな息子を見ながら息子の頭を撫でる。
どうやったらそれっぽく見えるのか、角度を計算して。
撮影後は私のスマホを覗き込んで、
「それっぽく見えるだろ?(笑)」
そう言い残し、またスマホを片手にソファでゴロゴロ。
子ども達と楽しそうに過ごしている写真じゃない。
子ども達と楽しそうに過ごしているように見えるだけの写真。
そこに映っている、子どものことが大好きなパパは、全て嘘。偽り。
子ども達がパパと触れ合った時間は、撮影している間のごくごくわずかな時間でしかない。
こんな偽物ばかりの写真を残していても仕方がないので、当然、アルバムには貼りません。
ちなみに、私と子ども達の写真は殆どありません。
モラハラ夫に撮ってくれるようお願いしても、適当に二~三枚撮って終わり。
頼まなければやってくれない。
それも適当に撮るので、ぶれていたり、私が目をつむっていたりで、まともな写真は殆どありません。
もっとちゃんと撮ってほしいとお願いするも、ちゃんと映らなかった方が悪いと責められます。
これからは、本当の写真ばかり撮れる。
泣き顔も笑った顔も、子ども達の成長をたくさん撮っておきたい。