昨日はヘアカットに行ってきました。
新型コロナウイルスの影響で、マスク着用でのカットです。
髪の毛を洗ってもらうのも、カットしてもらうのも、マスク着用で出来るものなんですね。マスクにはカットされた髪の毛がいっぱい付着してしまいましたが、花粉症で辛い時期なので、マスク着用OKで有難かったです。
ヘアスタイルですが、育児中は何かと時間がないので髪の毛は短い方が便利ですね。
自分は長い方が好きなのでバッサリ切るとはいきませんでしたが、軽くしてもらってさっぱりしました。
そこで、今日はヘアスタイルについてのエピソードを書いていきたいと思います。
モラハラ夫の中には、妻が美容院に行くのを許さないモラハラ夫もいるかと思います。
私の夫は美容院禁止ではありませんでした。
行く頻度は半年に一回とか、四か月に一回とかです。
夫は私の倍以上行っていたと思います。
身だしなみを整えるのはマナーだと言っていました。
私はずっと、夫のことを普通の人だと思っていました。
その理由の一つが、私が美容院に行くことに対して、嫌な顔をしないというものでした。
妻を美容院に行かせない夫の話はDVとかでありそうな気がします。
そこに当てはまらないから、夫は普通の人だと思っていました。
美容院禁止じゃないから夫は普通って、普通はそんなこと考えませんよね。
私の思考もずいぶん歪んでいたんだなぁと思います。
ヘアスタイルですが、いつも、短く切りすぎないようにと言われていました。
短いのは夫の好みじゃないというだけの話です。
これは夫の可愛い我儘ととるのか、それともモラハラととるのか、これは受け取り方次第なのかなぁと思います。
私は短くしてみたいという思いもありながら、自分には似合わないんじゃないかという思いもあり、いつも長さはあまり変えずにいました。
髪の毛をのばしてみたいという思いもあったので、夫の発言に実害はあまり感じていませんでした。
ですが、何故私の髪の毛なのに、短くする時は夫の許可が必要なのかと疑問に感じ、イライラする時はありました。
思い返せば結婚前、夫は私の髪型にうるさかった。
不器用ながら色々なヘアアレンジに挑戦していたのですが、夫には「似合ってない」「かわいくない」「やめた方がいい」「俺は好きじゃない」と他にも色々ダメ出しされることが多くありました。
夫の好みの路線を少しでも外れてしまうと、自分の容姿をこっぴどくこき下ろされることはよくありました。
夫の助言は無視していたのですが、私の髪型のせいでケンカになるのも疲れてしまい、夫の許す範囲でのヘアアレンジをするようになってしまいました。
「俺は好きじゃない」ってだから何?って今なら思います。
お前の好みは関係ないんだよって、どうして言えなかったんだろうな。
夫には、もっと可愛くなってほしいから言ってるんだと、あくまで私の為なのだと言われていました。
結婚前から洗脳は始まっていたんですね。
当時は夫のことが好きだったので、夫に合わせるようにしていたのですが、モヤモヤしていました。
当時はモラハラという言葉を知らず、このモヤモヤの正体が何なのか分からずにいました。
今なら、モラハラー!と言えます。
人のアドバイスは有難く受け取らなきゃいけないと、そう私は思い込んでいたので、我慢してしまっていました。
タイムマシンがあれば過去の自分に忠告しに行きたい気持ちでいっぱいです。
結婚前は私の髪型にうるさかった夫でしたが、結婚後は「かわいくなくなった」「もうどうでもいい」「好きにすれば?」と言いまして、短くすることだけはNGでしたが、それ以外のことはうるさく言わなくなりました。
なんというか、まるで、子どもがオモチャを扱うような接し方だったなぁと思います。
お人形を自分の好きな髪型にセットして、気に入ってる時はこだわり続けるんですが、飽きたらあっさりと手放すのです。
夫は私に対して「ブス」とか「ブタ」とか、そう言った悪口を言うことはありませんでした。
「ブス」とか「ブタ」とか、そう言ったことを言うのは言葉の暴力で、酷いことだと思います。
でも、夫は言いませんでした。だから私は、モラハラはされていないと思っていました。
でも夫は「かわいくなくなった」「かわいくない」とはずっと言い続けていたんですよね。
「ブス」と「ブタ」だけが悪口じゃないって、何で気付かなかったんでしょう……。
夫の言動は、「可愛い我儘」ではなく、私にとっては「モラハラ」でした。
DV相談支援センターの相談員の方や弁護士の先生と話している中で気付きました。
日常の中に溶け込んでいて、気付かずにいました。
「かわいくない」はよく言われていたので、全部聞き流していました。
だからショックも何もなくて、当たり前で、それが普通で、それが日常でした。
夫には「かわいくない」と言われていましたが、今は違います。
今は別居したので、私の容姿をとやかく言われずにすむのです。
そして、息子が!「お母さん可愛い」と!褒めてくれるのです!
息子、どこで学んだんだか、私のことを褒めてくれるのです。
髪型を変えたり、髪飾りを付けたりすると、すぐに気付いてくれます。
「お母さん可愛い」
「前のも好きやったけど、こっちのも可愛い」
「お母さんが可愛いと、僕嬉しいねん」
そんなことを言ってくれる息子が可愛い。
息子が可愛い。娘も可愛い。
息子、娘のことも「妹ちゃん可愛い~」と言い、可愛がってくれています。
息子、私が鏡の前で髪の毛を触っていると、
「可愛くなってね」と言ったり、「こうした方がいいんじゃない?」と、優しくアドバイスをくれます。
可愛いって言ってもらった方が、本当に可愛くなれるような気がします。
息子が褒めてくれるので、自分なりのオシャレを楽しんでいきたいなと思いました。