モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

なんでもない日曜日の話とモラハラ夫

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今日は日曜日で仕事は休み。

子ども達を連れて、子供服を買いに出かけました。

基本的に有難いことにほぼお下がりで何とかなっているのですが、急に寒くなってきて服が足りなくなってしまったのです。

去年着ていたものを引っ張り出してみたら、小さい!

え!この子こんなに大きくなってたの??

と、子どもの成長に驚きつつ、買わなきゃいけないものをリストアップして出発!

今日は、私の母親に付き合ってもらって、自分の運転で出かけました。

車の運転は、もうずっと職場と保育園と病院とスーパーくらいで、近場しか行けない。

もっと運転に慣れたい、上達したいとの思いもあり、いつもよりちょっと遠出。

母親に道を教えてもらいながら運転したけれど、運転はすればするほど自信をなくすこの頃です。

車線変更が本当に苦手で、今のうちに車線変更しておかなきゃ!っていうドキドキが苦手です。

それから駐車もやっぱり苦手で、今日も一回ですーっと駐車出来ませんでした。

自信はなくすし苦手意識もあるし怖いけど、もっと練習しなきゃなぁ……と思いました。

 

午前中に買い物が終わったら、午後は片づけとか掃除とか明日の保育園の準備とか、いつも通りの日々。

夕方に伸びてきた息子の髪の毛を風呂場で少し切って、そのまま早めのお風呂。

今までは床屋へ連れて行っていたけれど、最近くすぐったがって頭をよく動かすので切ってもらえなくなってしまったのです。

 

なんでもない普通の日曜日。

普通の休日。

 

この普通が、どれだけあり得ないことだったか。

この普通が、どれだけ有難いことか。

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多分、普通の人が普通に過ごす一日だったと思う。

でも、モラハラ夫との結婚生活では、その『普通』というものはとても遠い。

 

もし今日モラハラ夫が一緒にいたなら、そもそも外出できていなかっただろう。

モラハラ夫は私が買い物に行くのを酷く嫌います。

奇跡的に外出できても、

・目当てのものが売っていなかった

・レジが混んでいる

なんていう些細な理由で不機嫌になってイライラをまき散らす。

それに「どっちの服がいい?」なんてモラハラ夫に意見を求めようものなら「なんでもいいよ」「早くしろよ」ってキレるのだろうし、選んでる時間がもったいないって説教が始まるかもしれない。

モラハラ夫との外出は、いつモラハラ夫が不機嫌を爆発させないか気を遣っていた。

今日は買い物の途中に娘がトイレに行ったのですが、そこでギャン泣きという事件がありました。

個室に入ったまではいいけど、そこから、男の子用の便器で立ってするのだと言って大泣きして、トイレ中に響き渡る声で酷いかんしゃくを起こしてしまった。

母親がいてくれたので、「ばぁばがいい!!!!!」と私を拒絶する娘を母親にお願いして、息子と二人トイレの外で待っていたけれど、息子は息子で大人しく待てずにちょこまかと動き回り、こちらも目が離せない。

こんな時、モラハラ夫だったら言うことを聞かない子どもと、子どもの躾が出来ていない妻にブチ切れて、公共の場でも怒りをぶちまけるのだろうし、私と子ども達をおいて先に帰るかもしれない。

先に帰らなくても、残りの買い物は中止で即帰宅。

一緒に帰る場合は道中ずっと無視を続けるモラハラ夫の機嫌をとったり、子ども達にパパに謝るように促さなきゃいけない雰囲気になったりして最悪な気分になっていたと思う。

もしくはモラハラ夫だけ別行動で、私に全て丸投げで、「もう俺無理だから」なんて言って一人自由に遊びに行ってしまうのだ。

「こっからは別行動ね」

「ここまで付き合ってあげたんだから感謝してよね」

って。

そんな風に、私が困っててもお構いなしで、泣き叫ぶ子どもには関わりたくないしうざいし面倒といった風で、母親なんだからお前が責任もってちゃんとやれよって押し付けて、おしまい。

今までずっとそうだったから、モラハラ夫が子ども達をなだめたり、私を労ったりしてくれる想像が全くつかない。

 

息子の髪の毛を切ったのだって、モラハラ夫がいれば嫌味の一つでも言うだろう。

「かわいそうに」って。

素人のママに髪の毛を切られて可哀想。

それに、カットの間は母親に娘をみてもらっていたけれど、モラハラ夫だったら娘の子守りはしてくれない。

息子の髪の毛を切るのは、妻が言い出したことで俺には関係ない。

息子の髪の毛が伸びていることも、俺には関係ない。

なんで俺に関係のないことで、俺の貴重な時間を使わなきゃいけないの?って。

放置してても死にはしないだろって、娘のことは放置。

一緒に暮らしていた時、モラハラ夫は本当に娘のことは構わなかった。

だから、「にぃにが髪の毛を切ってもらっている間はパパと一緒に遊んでまってようね」なんて、絶対に!!言わないと断言できる……。

 

全部想像だけど、とてもしっくりきてしまう。

似たようなシチュエーションを経験してきたから、きっと今回モラハラ夫が側にいれば、こんな感じの言動だったんじゃないかなって思います。

もしモラハラ夫がいたら、せっかくの休日だって休まらない。

今は仕事が忙しくて大変なんだって言おうものなら、たかがパートのくせにって言われそうだな……。

専業主婦のくせにって言う人間だったからなぁ……。

 

モラハラ夫にも、モラハラをしない日はあった。

だから、急に不機嫌になったりすることなく一日を終える日もありました。

そんな日はとても貴重で、一年に何回あったか分からないけど、とにかく、今日はいい日だったなって感じてしまうくらいには貴重でした。

これもモラハラによるもので、モラハラの被害者はモラハラの加害者のせいで、日頃の生活が辛いものになっているから本当に些細なことに幸せを感じてしまうのですね。

今日は無視されない、急に嫌味を言われたりしない、暴言もないし、脅しもない。義両親に嫌なこと言われない、嫌なことされない。

普通の人なら普通に過ごしている当たり前の日々を、今日はいい日だったって思うくらいには日常が侵されている。

そんな日々から抜け出せてよかったと思います。