モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

ちょっと焦げた卵焼きと、モラハラ夫と息子の言葉

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10月に入って、仕事が忙しくなってきました。

それに加えて、保育園の遠足や運動会。

来年は小学一年生になる息子の、入学前の健康診断。

他にも色々やらなきゃいけないことが押し寄せてきて、毎日バッタバタです。

まだ健康診断に向けて事前に提出する書類の記入が終わっていない……。

色々やることがあると、何か忘れてるんじゃないかと不安になったり、やることの多さに考えることを放棄したくなったり。

とにかく日々を過ごすのに必死で、去年も今の時期はなかなかブログを更新出来ませんでした。

とにかく仕事がぐっと忙しくなるので、疲労が積み重なって家に帰っても何も出来ずに寝てしまうのです……。

寝て体力回復しないと、次の日の仕事が辛い。

もっと体力も精神力も必要だなぁ……。

 

そんなドタバタな日々の中、ハッとすることがありました。

それは、息子の言動について。

 

保育園でお弁当が必要な日、卵焼きをお弁当に入れようと焼いていると、娘がトイレと言い出して、バタバタの中作業したので少し焦げてしまった。

そんな時に息子に言われた言葉にハッとしました。

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「ちょっと焦げちゃったな~」と言って焼きあがった卵焼きを見ていた私。

もしモラハラ夫がいたならば、

「もう一回焼けば~(笑)」

とか

「俺は食べないからね」

とか

「俺は食べないから関係ないし~~」

とか

「これを息子に食べさせるなんて可哀相だなぁ」

とか

とにかく私が嫌な気持ちになることの一つや二つ口に出していただろうと思う。

卵焼きを焼いている最中に「今料理中だから娘のトイレをちょっと見てあげて」って言ったって、やってくれなかっただろう。

家事も育児も妻の仕事だから。

自分はソファでスマホのゲームをするのに忙しいからと、何もしてくれない。

普段からそうだった。

 

でも、息子は違ったんです。

卵焼きを覗き込んで、

「でも、良い感じやん!」

って言ってくれた。

焦げたと言ってもいつもよりちょっと焼き色が多いくらいで、完全に失敗したわけじゃないので、息子も納得してくれてるのでお弁当に入れた。

お弁当箱は空になって返ってきた。

「お弁当作ってくれてありがとう」って言葉と一緒に。

 

これがモラハラ夫だったら、

「食べてあげてもいいけど?」って言われるだろうし、

息子が「いい感じやん」って言ってくれた時にモラハラ夫が側にいたなら、

「息子は優しいなぁ」

「ママは酷いなぁ」

「息子が優しくてよかったね、ちゃんと感謝しろよ」

って言われてたと思う。

似たようなことは、結婚生活の中で経験してきた。

 

日常生活の中の何気ないシーンで、モラハラ夫と息子は別の人間なのだと改めて感じました。

モラハラ夫はモラハラ夫で、息子は息子なのだ。

別の人間だっていう当たり前のことを忘れそうになる。

息子が口にした言葉に、とてもハッとさせられた。

モラハラ夫と全然違うから。

 

たかが卵焼き一つで、大きな夫婦喧嘩になる。

モラハラ夫とは、そんな可能性が潜んでいた。

嫌なことを言われても、なんでそんな言い方するの?って聞けば、

「本当のことを言っただけだろ」って反論されて、

キレイに卵焼きを焼けないのが悪いって説教が始まるのだ。

そして私は一日嫌な気持ちで過ごすことに疲れ果て、夜に帰ってきたモラハラ夫は朝の口論を根に持っていて無視が翌日まで続き……。

等々、きっとそうなったであろう日々を想像したら、息子の反応の何と有難いことか。

たかが卵焼き一つで、よくそこまで怒れるなってくらい怒るのだ。

モラハラ夫ならそうする。

さらに「こんな下らないことで喧嘩したくない」って呆れたようにため息をついて、本当にどうしようもない下らないことで俺を怒らせてくれるよな?って喧嘩の原因を私に押し付けてくる。

こんな些細なことに目くじら立てて楽しい?

こんな下らないことで喧嘩したいの?

なんでもうちょっと思いやりとか持てないわけ?

って、私が責められ続ける。

夫の何気ない言動にいちいち過剰に反応してヒステリーを起こすどうしようもない妻。

そうやって、私が加害者という立場になっている。

こんなことが日常的に行われていて、とても疲れてしまう。

でも、自分が悪いって思い込まされているから、行動できない。

 

息子の「でも、良い感じやん!」って言葉は、光り輝いて聞こえた。

声は目に見えないから光り輝くというのは日本語としておかしいと思うのだけど、見えないけど言葉が光っているように感じたのです。

モラハラ夫と息子は違う。

これからの生活の希望の光のようでした。

モラハラ一家からモラルハラスメントを連鎖させない為に別れたのです。

息子が真っ当に育っていると思えると、自分の選択は間違いじゃないと思えるのでした。