もう12月。
そろそろ年賀状の準備をしないとなぁと思っていると、モラハラ夫に年賀状を作ってもらった時のことを思い出しました。
モラハラ夫に何かしてもらうと、面倒なことになる。
それは年賀状も一緒で、年賀状を作ってもらうことがすごくしんどかったです。
今回は、年賀状を作ってもらった時のエピソードです。
私は結婚するまで、年賀状は全て手書きで出していました。
結婚後も手書きで出していたのですが、息子が産まれ、その余裕がなくなりました。
だから業者に頼んで作ってもらって、それぞれにちょこっとメッセージを手書きして仕上げようと考えました。
ところがモラハラ夫は大反対(>_<)
わざわざ業者に高い金を払うなと怒り、それくらいだったら俺が作ると宣言しました(゜-゜)
作ってくれるのならとモラハラ夫に頼んだけれど、心配だったので何度も念押ししたことがあります。
出来れば11月中にほしい。
それが無理なら12月上旬にはほしいと。
モラハラ夫は「わかったよ」と返事をしました。
私としては、間に合うように準備をしたいのです。
12月下旬に渡されても、そこから宛名を書いて、メッセージを書いてという作業は無理がある。
産後の身体がしんどいし、夜中の授乳もしんどいし、毎日寝不足でふらふら。
年賀状を書く時間なんて、どこにあるのか分からないくらい赤ちゃんのお世話は忙しい。
だから余裕をもって、毎日少しずつ書いていきたいから、年賀状は早く欲しいのです。
でもモラハラ夫は一向に年賀状を作ってはくれません。
休日の度に私と息子をおいて一人で遊びに出かけてしまう。
家にいる時でも、パソコンに向かって年賀状を作ってくれるのかと思いきや、8時間のオンラインゲーム。
いつ作ってくれるの??
催促すると機嫌が悪くなるのが目に見えているので、最初の二週間くらいは黙っていたけど、さすがに。。。
「頼んでいた年賀状作ってほしいんだけど」って言うと、案の定不機嫌になった。
そしていつもモラハラ夫が言う台詞がこう。
「あとでやるよ」
あとでっていつ??
一人で遊びに出かけて帰ってきたら、疲れてるからといってダラダラタイム。
一人でオンラインゲームで遊んだ後は、深夜までやって寝不足だからと就寝タイム。
年賀状作りのタイミングはいくらでもあったんです。
でも、自分のゲームを優先させ続け、時間はどんどん過ぎていく。
私がお願いしていた期限が近付いてくると、とうとうこんなことを言い出した。
「別に年賀状なんて出さなくてもいいだろ」
それはモラハラ夫の価値観であって、私は元旦に届くように出したいからお願いしたのに。
作るのが面倒になったら、簡単に約束を破ろうとする。
約束が違うと私が怒ったら、モラハラ夫はキレ気味に一応作業に取り掛かってはくれた。
でも、私は不満でした。
年賀状を作る時間は幾らでもあったのに、
「年賀状を作ってほしいなら、作業する時間を作ってよね」
って言い出すのです。
時間はいくらでもあったのに、家事も育児もしないのに、仕事以外の時間はゲームばかりしているのに。
私はもともと業者に注文するつもりだったのを、モラハラ夫が俺がやるって自分で言い出したことなのに。
まるで私がモラハラ夫に無茶なお願いをしているかのような態度をとられてイライラ。
それでも、息子はまだ赤ちゃんでお世話が忙しくて、今から全て手書きは大変だし、業者に頼むと高いし(もっと早い段階だったら割引があったのに……)、夫婦喧嘩をするのも嫌で、何とかモラハラ夫の言う『作業する時間』とやらを作って、(息子をぐずらせない)年賀状を作ってもらいました。
自分にもっと力があれば、さっさと見切りをつけて自分で作るなり注文するなりすればよかったのだろう。
でも、0歳児の育児が大変で、考える力というものがどこかへ行ってしまっていました。
モラハラ夫は年賀状を作りたかったのだろう。
産まれた息子の写真入りの年賀状を作って、我が子を見せびらかしたかったのだろう。
でも、作業が面倒になったのだろう。
その時の気分で、約束なんて幾らでも破れるんです。
それでも作業を開始すれば、こんなのどう?って途中の段階で見せてくれたりして、一応は作ってくれました。
だから、作業に取り掛かる前のあれこれが曖昧になってしまって、とりあえず作ってはくれたから……と、それ以上怒るのはやめて、波風たてない方を選んでしまう。
不機嫌になったら後が面倒だから……。
怒らせたら、モラハラ夫の暴言を聞きながらの育児が耐えがたいから……。
耐えることを学習してしまってダメですね。
と言っても、最初の頃は言い返していたし、かなり激しい口論になったりもしていたのですが、子どもを人質に取られてしまうと上手に戦えなくて、爆発が終わってモラハラ夫の機嫌がよくなったなら、そのままにしてしまう。
私の対応もよくなかったのだろうと思うけど、当時はモラハラなんて知らなかったんだよなぁ。
とりあえず、色々あったけど年賀状を作ってもらったからひと段落だと思ってしまったのです。
こんなことの繰り返しの日々でした。