モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

仕事を辞めるまでの出来事⑤ 職場の人達へ報告

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転職のことを上司に報告した後は、仕事で関わりのあった人達にも報告。

私はたかだか三年ちょっとのパートだから、日常の中の一コマとして流れていくものだと思っていました。

でも、有難いことにみんな優しかった。

あと一か月で辞めるってことを伝えたら、シングルマザーだってことを知っている人達は「頑張れ!」って応援してくれたし、知らない人達からは「寂しい」って言ってもらえた。

そんな風に言ってもらえる自分にパチパチと心の中で拍手。

思えばパワハラ上司からは否定されてきたけど、それ以外の人達からは特に何も言われていなかったな。

人格を否定されることもなかった。

辞めることを惜しんでもらえて嬉しい。

最終出勤日までの間、色んな人から廊下ですれ違ったりトイレでバッタリ会ったりする度に、声をかけてもらった。

「次のとこでも頑張れ頑張れ」

「どんぐり子さんなら出来る」

そんな風に言ってもらえることの何とありがたいことか。

最後の週にロッカーの掃除をしている時、

「いよいよやなぁ」

「寂しくなるわ」

「でも、ここで働いたことはきっといい思い出になるよ」

って言われて、確かに、いい思い出になっている。

モラハラパワハラもあったけど、私に嫌なことを言ってくる人達は辞めていなくなった。

仕事を辞める時、どうせ辞めるなら明るい気持ちで辞めたかったから、周りの人達によくしてもらえて有難い。

社会に出てまともにやっていけない人間ってモラハラ夫に言われてきたことがずっと自分の中に残っていて、パワハラ上司からも明らかに人より劣っているような扱いだったから、自信を育てていくのは大変で。

普通になりたいって思ってた。

せめて人並みに。

年相応の人間に。

まだまだ足りないところはたくさんあるけど、ひとまず普通な感じになってるんじゃないかな?って思えるようになってきた。

どうしてモラハラとかパワハラとかしてくる人の言葉に振り回されてしまうんだろう。

どうしてわざわざ否定的な言葉を引きずってしまうんだろう。

私は自分のことを「人よりレベルが低い」って思い込んでいたけど、それを言ったのはモラハラ夫。

下等生物だったか、下等種族だったか、とにかく、レベルの低い人間だって言われていた。

モラハラ夫と離れることが出来たけど、今度はパワハラ上司に「前の子は出来てたのに」って、前任の方と比べられる日々。

比べられて、自分を下げられると自信をなくしてしまう。

モラハラ夫に言われていたのと同じようなことをパワハラ上司に言われていると、間違っていたのは自分なの?って気にもなってくる。

モラハラ夫の言うことの方が正しかったのかな?

だってパワハラ上司は会社内で評価されてる人物。

間違っていたのは私だったの?

等々、様々な葛藤を抱えながらの仕事でしたが、パワハラ上司以外の人達は見てくれていたんだなって思いました。

みんな優しくて、仕事の忙しくなってくるタイミングで辞めることになってしまうことも、誰も怒らなかった。

そして、もう辞めるからと、パワハラ上司のあれこれを少し職場の方に愚痴ってしまったのですが、すごく怒ってくれた。

基本的に職場では愚痴は言わないようにしている。

誰がどう繋がっているか分からないし、空元気でも頑張りたいから。

それでもあんまりに酷いモラハラパワハラは、こそっと同じ部署の先輩に話を聞いてもらって、対策をしていただいていた。

今回他部署の方にちょこっと愚痴ってしまって、(私にとっては世間話みたいな感じだったんですが)すごく怒ってくれて、よく今までその環境で働いていたねって言ってもらえた。

パワハラ上司は仕事の出来る人だったけど、だからといってパワハラが許されて、上司の求めるレベルに到達出来なかった私が悪いわけじゃないんだな。

狭い世界にいると、否定され続けると自分が悪いのかな?って思ってしまう。

自分が仕事をもっと出来るようになれば変わってくれるかな?って思ってしまう。

多分、私の性格がモラハラパワハラをする人達を呼び寄せてしまうんだろうな。

「人を選んでやってるんやで」

って言われた。

確かに。

他の人には言わないのに、私にだけってことは、きっとそう。

でもモラハラ夫とは離婚したし、パワハラ上司も退職したし。

次のところではパワハラ上司もモラハラ同僚もいませんように!

「ここでやっていけてたんやから、次どこ行っても大丈夫なんじゃない?」

ってもらった言葉を大事に、次のとこでも頑張れますように。