受験シーズン。
職場でも、受験生のお子さんがいらっしゃる家庭はみんなドキドキしているよう。
息子はまだ小学一年生だけど、まだ先のことだけど、受験となると私もドキドキになるだろうな。
受験と言えば、思い出すことがある。
中学三年の頃のこと。

同年代の子と、どの学校に進学するのかという話になった時のこと。
私が先に自分の志望校を話してしまったのですが、それについては、
「いいやん」
「すごいやん」
「いいな~」
ってコメント。
私がその子の志望校を聞くと、
「恥ずかしくて言えない」
「とても言えるような学校ではない」
「アホ過ぎて恥ずかしくて言えない」
その一点張りで、志望校を教えてくれなかった。
絶対にそんなレベルの低い学校ではないだろうと思いながら、とにかく「アホやから」と言って内緒にされた。
どうしても知りたいわけじゃないけど、私の志望校は聞きだしておいて自分は言わないってフェアじゃないなと思った。
私の志望校は、普通のレベル。
偏差値が高いわけでも、県内でアホを言われるようなところでもない。
普通の平凡な学校。
だから、「すごいやん」って言われるレベルではないのです。
「ふーん、そうなんだ~」くらいのもの。
すごくないのに「すごい」って言われるのはモヤっとする。
そして後に知ったのは、彼女の進学した学校が、めちゃくちゃ偏差値が高い学校だったってこと。
そんなにも賢い学校のことを、名前を口にするのも憚られるようなレベルの低い学校と言うのなら、私が通う高校はいったいどれだけアホアホアホ学校なんですかね?????
と、イラっとしました。
謙遜に見せかけたマウンティング。
個人の価値観はそれぞれ違うって問題ではない。
偏差値を見れば、客観的に見れば、どっちの学校が賢いかって誰が見たって分かるのに、自分の学校を「アホ」と言って、それより偏差値の低い私の学校を「すごい」って言うのはバカにしているようにしか思えない。
例え本人の中ではそんなつもりはなくても、もっと頑張らなきゃいけないって思いからアホって謙遜していたとしても、間接的に他人をバカにしていることになる。
イラっとしたけど、自分も気を付けようと思いました。
自分にとっては全然まだまだレベルが低いから、もっと上手な人はいっぱいいるからって思いから、誰かに何かを褒めてもらっても、「全然そんなことないよ~」って言ってしまいがちで、それは本当にそう思ってるからで謙遜しているつもりもないのですが、伝え方を間違えたら失礼になってしまうから、褒めてもらったら喜んで受け取ろうと思いました。
まだまだ先だけど、息子も娘もどこへ進学するのかな。
選択肢が増えるよう、今から勉強しっかり頑張ってほしいな~と思いました。