モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

電話が苦手

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いい歳した大人がどうなの?って自分で自己嫌悪なんですが、私は電話が大の苦手です。

大・大・大の苦手。

本当に苦手。

出来ればやりたくない。

自分のコンプレックス。

車の運転もそうだけど、電話対応も本当に苦手。

大人なんだからちゃんとしなきゃって思うけど、電話って聞くたびに逃げ出したい気持ちになる。

1000円払うことで電話を回避できるなら回避したい。

学生の頃は家にかかってくる電話が本当に怖くて、電話に出なくていいなら運動場100週走る方がマシとか思っていました。

小学生の頃、「電話してね」って年上のお友達に電話番号を渡されて、電話は怖いけど勇気を振り絞ってかけたのに、何度かけても繋がらない。

何度も何度もかけたけど繋がらない。

やっと繋がったと思ったら、「うちに○○はいませんよ」と言われて、「間違えました、ごめんなさい」って電話を切って終わった。

渡された電話番号が間違っていたのか、私が間違ってかけてしまったのか分からないけど、子ども心に本当にショックな出来事でした。

この、一歩踏み出してみよう!で失敗すると、かなり落ち込むし、次に一歩踏み出すのが怖くなる。

家にかかってくる電話は、誰からか分からない。

「私やけど~」「もしもし、俺や!」とか言われても分からない。

「○○ですけど」って言われても、○○さんは4人とか5人とかいて、どの○○さんか分からない。

親への言付けを聞いたはいいが、「○○さんから電話があったよ」って言っても、男か女か、若いか年寄りか、どんな喋り方だったか、そうやって○○さんが誰なのか推理が必要で、きちんと対応できたことがなかった。

何かの勧誘の電話だったら、「結構です」って言おうものなら、まだ私が「結構です」って言っている途中なのにガチャッと乱暴に電話が切れる。

無言電話も多くて、「もしもし?」って言ったら、ガチャッツーツー。

それでも勧誘とか無言電話の方がマシです。

個人の家から親にかかってくる電話をとるのが本当に苦手でした。

「私」や「俺」だと誰か分からない。

「お父さんいる?」

「お母さんいる?」

そういった電話は親に代わればOKだけど、私を母親だと勘違いして相手が喋りだしてしまうパターンもよくある。

子どもの頃は正しい電話の取り方を知らなくて、「俺や」って言われても、「どちら様ですか?」って聞き返すのはダメなことだと思い込んでいて、誰だか分からないけど聞いたら相手に失礼だと思って聞けずにいました。

「○○やけど」って言われたら、「どちらの○○さんですか?」って正直に聞くしかないですよね。それでも声で分からないのかと相手をがっかりさせたり、自分が恥ずかしい思いをするのが怖くて怖くて、わからない状態でも会話が続いていくことがパニックで、結局電話に出たけど何の話だったか覚えていない……なんてこともありました。

あまりの恐怖に電話がなっても他の家族に出てもらっていたら、大ブーイング。

「電話に出ろ!!!!!」と何度怒られたか分からない。

それでも電話がなると怖くて、ちゃんと対応できずに失敗する・恥をかく・相手に失礼なことをしてしまう等々とにかくいいイメージが一切もてず、頭が真っ白になってしまう。

それでも勇気を振り絞って電話に出ました。

「はい、もしもし○○ですけど、どちら様ですか?」と喋ったら、

「え……」

「え?」

「今さっき○○ちゃんが出て、待ってくださいって言われてんけど?」

って困惑した相手の声。

何が起こったのかさっぱり分からなかったのですが、どうやら私が電話に出る前に家族が電話に出て、保留にして、保留にしっぱなしだったから再度電話がなり、その電話を私が出てしまったようでした。

ものすごい赤っ恥。

勇気を出して一歩踏み出して撃沈もいいところ。

モラハラ夫と結婚していた頃も、似たようなことがありました。

業者からの電話に対応して、「では失礼します」って電話を切って受話器をおいたら、しばらくしてまた電話がなった。

それに「はい、○○です」って出たら、

「え?」

「あの?」

「これ、ずっと保留になってますよ?」

「電話切れてないですよ?」

って先ほどの業者の人の声。

またまたの赤っ恥。

モラハラ夫との結婚生活では、この『電話を切ったはずが保留になっている』ということは何度かあり、毎回赤っ恥で、電話が壊れているのか設定がどうなっているのか分からず、相手が切ってから受話器をおろすようにしていました。

本当に電話が苦手。

かかってくるのも、かけるのも。

息子が産まれた時が試練の時でした。

出産祝いを贈ってくれた親族に、お礼の電話をしなくてはいけない。

電話をして、誰が出るか分からないってやつが本当に恐怖でしかない。

まず、声で分からない。

誰か判断が出来ない。

男か女かは分かるから、おじさんかおばさんかってのは分かるけど、従姉妹が出たらもう分からない。

そして、当たり障りのない世間話も苦手で、会話を繋げていくのも苦手で……。

面と向かってなら話せるけど、電話だと話せなくなってしまう。

出産祝いを頂いたけど、お礼の電話のプレッシャーでかなり体調が悪かった。

お祝いもらっておいて、お礼の電話をかけるのがしんどいって、酷い奴だなって思うし、実際に何て電話をかけようか悩んでいる私をみて親はイライラしていました。

それでも何とか電話して、それからは荒療治というか、子どもが産まれたら電話をかける機会がぐっと増えて、苦手とか言っていられないから頑張るしかない状態。

それでも病院や保健センターや役場とかお店とか、そういったところにかけるプレッシャーは少ないです。

やっぱり、個人のお宅にかける電話が一番怖い。

・誰が出るか分からない

・声で判別が出来ない

・世間話や気の利いた一言が出てこない

・頭が真っ白になって、話の内容を覚えていられない

 

電話恐怖症って言葉があるなら、きっとそれに当てはまる。

そう思って何気なくネットで検索してみたら、本当に電話恐怖症って言葉があったし、自分に当てはまってると思いました。

電話しなきゃいけない恐怖で動悸や吐き気がする時がある……。

でも、同じように悩んでいる人がいるってことは、私だけが特別におかしいわけじゃないんだな。

ちょっとホッとしました。

人間失格くらいに思っていたのが、同じような境遇の人がいることで少し和らぎました。

 

さて、何故電話のことを記事に書いたかというと、最近何かと電話をかけることが続いたからです。

長くなってしまったので、そのことはまた明日続きを書こうと思います。