モラハラ夫のモラハラエピソード、今回は、花粉症で目が痛いのにコンタクトレンズをするよう強要された話について書いていこうと思います。

今現在、花粉症で苦しいので薬をのんで過ごしています。
花粉症の時期になるといつも思い出す。
それはまだ、子どもが産まれていなくて、夫婦二人だけの結婚生活をおくっていた時のことでした。
私は目が悪いので、普段は眼鏡をして過ごしています。
ちょっとそこまでのスーパーなら、外出時でも眼鏡です。
でも、電車に乗って遠出したり、どこかにお出かけしたりする時はコンタクトレンズにしていました。
日常は眼鏡、イベントはコンタクトレンズといったところでしょうか。
ある日、モラハラ夫と二人で電車に乗って外出する用事が出来ました。
普段なら、コンタクトレンズをする場面です。
でも私は花粉症で目が痒いしショボショボしていて、とてもじゃないけどコンタクトレンズをすることは出来ませんでした。
涙が出るし、目が真っ赤になっています。
絶対に痛い。
そんな状況だったので、今日は外出だけど、眼鏡で行くねとモラハラ夫に伝えました。
「え~~~??」
「眼鏡で行くつもりなの??」
「コンタクトにすればいいじゃん」
って返ってくる。
モラハラ夫は、眼鏡=不細工だと思っています。
俺の隣を歩くなら、ちゃんとした格好してねということで、眼鏡を嫌います。
自分の隣を眼鏡をかけた可愛くない女が歩くなんて耐えられないということで、コンタクトレンズをするよう強要してきます。
もともとモラハラ夫は私の外見に対して口うるさく自分の好みを押し付けていました。
www.akanedonguri.com
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服装や髪型についてあれこれ言ってくるのだから、眼鏡に対してもグチグチ言ってきます。
目が痛いからコンタクトレンズは出来ないと私が言うと、
「オシャレは我慢だよ?」
って返ってきました。
我慢すること?
それは何のための我慢?
オシャレの為の我慢じゃない、モラハラ夫の為の我慢だ。
私の健康よりも自分の見栄が最優先。
目が痛いのに、モラハラ夫の為に我慢してコンタクトをしていくようなことじゃない。
グチグチ言ってくるモラハラ夫に、現状ではコンタクトは絶対に無理!!と突っぱねました。
すると今度は、
「じゃあ裸眼でいけば?」
と返ってくる。
???
裸眼???
視界がぼやけて危ないよ。

裸眼なんて絶対に無理だよと私が言うと、
「俺だって裸眼だよ?」
と返ってくる。
モラハラ夫も目は悪いのですが、眼鏡やコンタクトをせずに、普段から裸眼で過ごしています。
でも私と視力が違うし、私は視力が落ちてから日常を眼鏡やコンタクトなしで過ごしたことは殆どありません。
裸眼で外出なんて自殺行為だと思いました。
ぼやける視界では危険がいっぱい。
それに、よく見えないことにストレスがすごい。
裸眼では外出できないことは説明したのですが、モラハラ夫は聞き入れません。
「言っとくけど、俺は普段から裸眼で過ごしてるからね?」
裸眼で過ごしてるマウントをとってくる。
視力が落ちてる中で裸眼で過ごすと、さらに視力が低下するんじゃなかったけ?
自慢するようなことじゃない。
裸眼は無理だと言う私の訴えを、
俺は普段から裸眼で過ごしているのだから、妻だって裸眼で過ごすことができるはず!
そう思い込み、説教が始まります。
目が痛くてもオシャレの為に我慢してコンタクトにするのを拒否したこと、最初から無理だと決めつけて裸眼での外出を拒否したこと、これらはモラハラ夫にとっては妻の我儘なのです。
普通の人なら、「眼鏡でいくね」と私が言った時点で、それを受け入れてくれるでしょう。
目が赤くなってるのを見れば、きっと心配だってしてくれるはず。
でもモラハラ夫は普通じゃない。
俺の隣を歩くのに眼鏡は許さない!
眼鏡なんてオシャレの手抜き。
俺の隣を歩くのに手抜きするなんて許さない!
手抜きするなんて俺のことを大事にしていない!
妻は俺を蔑ろにしている!!!!!
と、こんな風に自分は被害者だという思考がヒートパップしていったのだと思います。
モラハラ夫は普通じゃないから、私が普通だと思っている常識が通用しない。
「目の調子が悪いからコンタクトじゃなくて眼鏡にするね」って、たったこれだけのことで夫婦喧嘩になる。
そんな夫婦が世の中にどのくらいいるのだろう。
私がどれだけ無理だと訴えても、コンタクトが出来ないんなら裸眼にしろ!と強要してくる。
最終的には、
「裸眼でないと今日は一緒に出かけないからな!!」
と脅してきます。
私が裸眼にしないと、外出はなし。
外出できたとしても、一日中無視されるか、不機嫌で当たり散らされるのだろう。
一日中イライラしているモラハラ夫の側にいなきゃいけないのか……。
家を出る時間がせまってきていること、外出は出来なくなっては困ること、私さえ我慢すれば何とかなること、こんな些細なことで口論を続けたくないこと、等々の理由で、しぶしぶ裸眼で外出することにしてしまいました。
自己責任、という言葉が頭の中をぐるぐるしています。
モラハラ夫に強要されたとは言え、最終的には自分で眼鏡を外したのです。
無理やり眼鏡を奪い取られたわけじゃない。
外出中に視界がぼやけて事故にあったなら、それは自分で眼鏡を外した妻の自己責任とモラハラ夫は言います。
自己責任って、どこまでが自己責任なんだろう。
モラハラ夫は私への説教で、自己責任という言葉を好んで使います。
それは、自分がしているモラハラ・DVの罪から逃れるための、自分にとって都合のいい言葉だったんじゃないかと思います。
自分は何も悪くない。
妻に全ての責任があると、そう押し付けるための言葉。
だから私に「自己責任」と言い聞かせてきたのだろう。
裸眼で外出したけれど、やっぱり無理だと思いました。
そして、事故にあったら責任をとってくれるのかと聞けば、自己責任の話をされる。
家を出て裸眼で10分ほど歩いたけれど、もう限界!!
もう付き合ってられないとモラハラ夫に無理だと訴え、カバンにしまっておいた眼鏡を装着。
裸眼は無理だから!!眼鏡で行くから!!
そう主張して、途中から眼鏡で行きました。
私にとっては、モラハラ夫の我儘に付き合って嫌な思いをしたこの出来事。
モラハラ夫にとっては、妻の我儘に付き合ってあげたことになっています。
本来ならコンタクトのはずなのに、それが無理だって言うから裸眼を提案してあげたのに、それも拒否して眼鏡にする妻。
眼鏡で外出することを仕方なく許可してあげた自分は優しい。
モラハラ夫にとっては、妻の我儘に譲歩してあげた優しい俺!ということになっています。
結婚して、夫の思いやりのない一面を知り、がっかりしました。
でも、自分の見る目がなかったんだと思って、我慢するしかないと思ってしまった。
時間をかけて説明していけば、いつかわかってくれる日がくるのでは?なんて思ってしまっていた。
そんな日は永遠に来ない。
自分は絶対に間違っていない!!という思考が根本にあるから、自分の間違いに気付かないし認められない。
今回のことも、我儘な妻をもって苦労している俺アピールをされて、自分こそが被害者だと言わんばかりの態度でした。
モラハラ夫は堂々とモラハラをしてくるので、あれ、これ、裸眼は嫌だって思う私がおかしいの??我儘なの??と混乱してしまうほどです。
このエピソードは、自分の中では本当に些細な出来事です。
モヤモヤする、イライラする、でも、だからといって、離婚する!とまではいかない。
コンタクト強要されたから離婚するわ!って言ったら、このことを周りの人に話したら、「確かに思いやりはないと思うけど、離婚まではしなくても……」って思われるんじゃないか。
その程度で離婚するなんて、我慢が足りないんじゃないの?
結婚なめてるの?
って思われるんじゃないか。
そんな風に思っていた。
でも、充分に黄色信号だった。
これから先の結婚生活で、こんなことが日常的に待ち受けていて、どんどん悪化していって、最終的には怒鳴られ脅され無視をされ。
子どもを巻き込んでモラハラ・DVをしてくる最低なモラハラ夫になった。
些細な事、当たり前のこと、日常のこと、そう思い込んで我慢してしまう自分もおかしかった。
今はコンタクトを買わずに、眼鏡だけで過ごしています。
眼鏡で過ごしていても、子ども達は「お母さん可愛い~!」って言ってくれます☆
ありがたや。