最近、『心の残業』という言葉を知りました。
仕事が終わった後、プライベートの時間でも仕事のことをアレコレ考えてしまう状況のことみたい。
この言葉を知った瞬間、「すごい！！」って思いました。
心の残業……なんてしっくりくる言葉だろう。
私はずっとプライベートな時間でも仕事のことで頭を使うのに疲れていて、
仕事中ではないので給料は発生しないのに仕事をしていることに自己嫌悪していて、
でもプライベートな時間でも仕事のことを考えていないと仕事が回らなくてどうにもならなくて、
自分自身に余裕がなくなって毎日しんどい～～(@_@)みたいな状況だったのですが、
その状態を表すのにこれ以上ないというくらいぴったりな言葉だと思いました。
本当、仕事が休みで家にいても、子どもと遊んでいても、頭の中ではずっと仕事のことがぐるぐる。
「明日の予定アレで大丈夫かな？」
「もしプランＡがダメならプランＢでいくしかないかな？」
「無理ですって断られたら、納期に間に合うかな？」
もう、ずっと、「大丈夫かな？大丈夫かな？」ってそればっかり。
平日の夜は、明日の仕事が不安でずっと落ち着かない。
土曜日と日曜日も、せっかくの休日なのに月曜日のことが不安すぎて落ち着かない。
２４時間、ずっとずっと仕事をしているような感覚。
これは以前働いていた接客業でもそうで、
「明日はクセのある○○さんが来る予定だから大丈夫かな？」
「明日は苦手な先輩とシフト被ってるから、嫌味言われないようにアレしてコレして……」
なんて、ずっと仕事への不安でしんどいがいっぱい。
せっかくの休日を思いっきり楽しめない。
心の残業、この言葉を思いついた人すごいな。
確かに、残業だわ、心の。
明日の段取りをずっと考えている。
今週やらなきゃいけないことを、ずっと考えている。
どの順番で？誰に声かける？どのタイミングで？
考えることに疲れているけど、考えがまとまらないと仕事にならない。
勤務時間中にアレコレ考えていると仕事にならないから、家に帰ってから考えていた。
残業だわ。
さて、そんな心の残業に支配されて、なかなか思うようにプライベートな時間を満喫出来なかった私でしたが、最近大きな変化がありました。
なんと！
心の残業が！！
なくなったのです( ;∀;)！！
いつもなら月曜日の仕事の段取りに頭を悩ませ、明日一日をどう乗り越えるか不安でいっぱい、呼吸するのもしんどいわ……みたいな感じで精神的にも気落ちしてしまって、土日なのに気が休まらない……と残念な感じだったのですが、今は違う。
明日への不安は色々あるけど、多分きっと何とかなると思っている。
普通に仕事に行って、職場にいる間だけ仕事を頑張って、家に帰ったらプライベートな時間になる。
本当に、ここ最近のことなんですが、これが本当に有難くて感動しています。
パートで働きだして、心の残業がなくなったのは初めてかも。
明日の仕事の心配をしたり、どう進行するか考えたりって本当にしんどかったんだなと、心の残業がなくなって初めてその重さを知った。
何故そうなったかには理由があります。
職場の環境が大きく変わって、私の受け持っていた仕事が減ったので、仕事の負担が軽減されたのです。
もう、すごいとしか言いようがないくらい、全然違う。
感動して、感動して、職場のホワイト化に感激している。
負担が減れば勤務時間内にだいたいのことは終わるから、アレコレ悩むことがあっても勤務時間内に解決できてしまう。ありがたや。
８時間仕事するだけで給料もらえる。
今まで２４時間に感じていたのが、急に８時間になって、おぉ神よ( ;∀;)みたいな心境です。
平日８時間仕事するだけで、あとは家事と育児と自分の時間として使えるなんて( ;∀;)
すごい～ありがたい～～～
今まで自分の能力が低いから仕方ないって思っていて、自己責任だって思っていたけど、頑張らなきゃって思っていたけど、解放されて初めてどれだけ自分が負担に感じていたのかを知った。
これは自分の悪いクセだなと思うのですが、モラハラ夫からモラハラを受けていた時もそうだったんですが、『辛い』ってことに気付かない。
しんどい、嫌だな、もう全部投げ出したい～～！って思うことはあっても、「辛い」「やめたい」って言っちゃダメだなってブレーキがかかって、「まだ頑張れる」「もっと頑張らなきゃ」みたいな感じになって、自分を追い込んでしまう。
多分、そういった思考の人は鬱病になりやすいのかな？
だから気を付けなきゃと思うけど、鬱病になってしまうほど頑張ってしまう人ほどに自分は頑張っていないから、しんどいって言っちゃダメだって思って、辛いと思うことに自己嫌悪。
モラハラ夫との離婚の件で、我慢しすぎると感覚が麻痺してしまうことを学んだはずなのに、今でも知らず知らず我慢していたのかな。
何はともあれ、今は心の残業がなくなって、仕事が楽になりました。
本当にありがたいことです。
