モラハラ夫のモラハラエピソード、前回は電車内で女性に聞こえるように文句を言う話を書きました。
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モラハラ夫と電車という組み合わせは最悪です。
特に混雑している電車が憂鬱。
目的地につくまで逃げられない。
周りの人に迷惑をかけないように、いつ爆発するか分からないモラハラ夫に気を遣わなきゃいけない。
混んでいるというだけで不機嫌になる。
そこで誰かとぶつかったり足を踏まれたりしようものなら本当に面倒なことになる。
「あ~~マジでイライラするなぁ~~」
「あ~~来るんじゃなかったわぁ~」
「もう行く気なくなったわぁ~」
「今から帰ってもいい?」
「言っておくけど、オレ今ものすごく我慢してるからね?」
「今オレに話しかけない方がいいんじゃない?」
「はぁ~~~」
「わかってると思うけど、今オレすごく気分が悪いから」
等々。
それって私のせい?って疑問に思うけど、そんなのモラハラ夫には関係ない。
俺が機嫌悪いことをわかっているんだろうな?
俺を怒らせたらどうなるかわかっているんだろうな?
そう脅しをかけてくる。
こちらのエピソードでも、そのことについてふれています⇩
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私はモラハラ夫が電車内で怒りを爆発させて周りの人の迷惑になることを恐れているけど、モラハラ夫はそれを分かっている。
だから、俺を怒らせたら爆発するぞと、自分の機嫌をとるように暗に私に言っているのである。
モラハラ夫にとっては、電車の中で怒りを爆発させて周囲の顰蹙を買うことは何てことないのである。
だって、怒りを爆発させてしまうだけの正当な理由があるから。
顰蹙を買ったとしても、そんなものいちいち気にしなければいいだけのこと。
だって、何も悪いことなどしていないのだから。
それがモラハラ夫の考え方。
自分が不愉快に感じることは全て他者のせい。
そこに妻が一緒にいるなら、全て妻の責任になる。
ぶつかられたり足を踏まれたりって、自分がされたら怒り狂うくせに、私がされたら笑い者にする。
「邪魔だったんだよ(笑)」
「人の迷惑になるような場所にいたのが悪いんじゃない?」
「これからは気をつけてくださいね~~~」
なんて、嫌味っぽく言ってくる。
「大丈夫?」の一言もない。
ぶつかった相手が子どもだったら、痛がる私に向かって、
「子どものしたことなんだからいちいち怒るなよ」って言う。
自分がされたら、
「あのクソガキを許さねぇ」とか言うのに。
さて、電車内ではモラハラ夫は不機嫌をまき散らしますが、それは相手によって異なります。
標的にされる人間と、標的にされない人間。
この分け方はすごく分かりやすいです。
モラハラ夫よりも体が小さいか、モラハラ夫よりも体が大きいか、その違いです。
標的にされるのは、まずは女性。
若い女性なら、『俺に色目を使ってきた』もしくは『自分のことをキレイだと思い込んでいるに違いない』と、様々な言いがかりを私に聞こえるようにヒソヒソ話をしてきて、「あ~嫌だね~~(笑)」というのがお決まりのパターン。
ようは、女の目を引く容姿をしている俺はかっこいいけど、だからって近寄ってこられたら迷惑っていう謎の自意識過剰。
ちょっとぽっちゃりした女性がいたなら「デブ」「視界に入るだけで気分が悪い」と相手に聞こえるように言う。
これは男性でも同じです。
自分よりも太っていると判断したなら「デブ」とか「ピザ」とか「キモデブ」とか「キモオタ」とか、わざわざ聞こえるように言う。
失礼だからやめるように言っても聞く耳をもたない。
「本当のことを言って何が悪いっ!」
「あいつらは犯罪者だよ?」
なんの罪も犯していない、たまたま同じ電車に乗り合わせただけの人達。
モラハラ夫が勝手に一人で騒いで言いがかりをつけている。
「あの人があなたに何をしたの?」
「何もしてないでしょ?」
「何も言われてないでしょう?」
「なんでいきなりそんな悪口を聞こえるように言うの?」
「すっごく感じが悪いし、聞いてて気分が悪いからやめてよ」
「失礼でしょ!!」
どれだけ私が怒っても、モラハラ夫は悪びれもしない。
「あ~ゆ~のはさ、目に毒なんだよ(笑)」
「視界に入るだけで犯罪だよ(笑)」
「歩く犯罪って言うんだよ(笑)」
外出の度に、こんなことをいう人間と一緒に行動しなければいけないのか……。
聞いていて非常に気分が悪いし、本当に肩身が狭い。
「みてみて、あそこにキモデブがいるよ(笑)」って私に話しかけるけど、本当にやめてほしい。そして相手の人にも聞こえるようにモラハラ夫は言うので、「聞こえてるよ」って私が注意すれば、「聞こえるように言ってんだよ(笑)」って言う。
相手が年配の方なら『老害』
幼い子供なら『クソガキ』
中年男性なら『おっさん』
女性で美人さんを見かけたら『自分のことをキレイだって思い込んでいる』
高校生や大学生くらいの男女なら、『まだ若いから社会のことをよく分かっていない』
オシャレな男性なら『必死に身なりを整えている』
もう上げ出したらキリがないけど、とにかく難癖つけて他人を下へ下へと落とそうとする。
そうしないと、自分の方が上だって思えないからなんだろうな。
そして、モラハラ夫が難癖をつけないのが、自分よりも身長の高い男性。
モラハラ夫が自分の身長と比べて相手の方が低いと判断した時は、
「男のくせに俺より身長が低いのは可哀想だよね(笑)」っていうけど、モラハラ夫よりも身長が高い人に対しては無言。
混雑した車内で足を踏まれたりぶつかられたりって、モラハラ夫はやり返すと言っていたけど、自分よりもガタイのいい人相手には何もしない。
相手を選んでやっているんです。
格好悪い事この上ない。
そして、毎回自分よりも身長の高い人以外は誰であろうと難癖をつけているけれど、たまたま相手が聞こえていなかったか、聞こえていても無視してくれていたから大事にはならなかった。
でも、いつもそうなるわけじゃないだろうに。
激高した相手と、トラブルになるんじゃないだろうか。
いつか警察のお世話になることになるんじゃないだろうか。
そう思うから、やめてほしいって何度も言っているのに、やめてほしかったら俺の機嫌をとれよ(笑)?とばかりに他人事。
離れてみれば、なんとも残念で哀れな人だと思うけど、側にいる時はそうは思えない。
周りの人の迷惑にならないように、トラブルを起こさないように、モラハラ夫が不機嫌にならないように気を遣う。
全然自分が悪くなくても、謝ってしまう。
だって、モラハラ夫が何か問題を起こせば、側にいたのに止めることが出来なかった責任が自分にもあるんじゃないかって思うから。
こうやって尻拭いをしてしまうから、モラハラが悪化していく。
もっとはやくモラハラについて知ることが出来ていれば、深みにはまる前に、洗脳される前に、夫婦仲よく暮らす為に自分が努力しなきゃと頑張る前に、逃げ出すことが出来たのだろうか。
今は、どこかへ出かけることがあっても、周りに聞こえるように悪口を言ったり暴言を吐いたりするモラハラ夫がいないから、子ども達が騒いだりしないように注意するだけですんで楽になったな。