モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫のモラハラエピソードその48 段差に躓いてよろけたら怒鳴られた

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モラハラ夫との結婚生活はいつから雲行きが怪しくなっていったのだろう?

それは、同居して早々のことだったように思います。

 

結婚の為にモラハラ夫が待つ部屋まで引っ越して、一緒に暮らし始めました。

そこは、私にとっては慣れない間取り。

段差があることを忘れて、部屋の中で躓いてしまうことが数回あった。

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普通だったら、「大丈夫?」って声をかけるような場面だと思う。

反対の立場だったら、私だったらそうする。

でも、モラハラ夫は違いました。

 

「何やってんだよ!」

って怒り出す。

同じ場所で躓く私を許さず、「いい加減にしてくれよ」と言われました。

 

躓いて転んでモラハラ夫にぶつかったわけじゃない。

躓いてよろけて家具を傷付けたりしたわけじゃない。

躓いて怪我をしたわけでもない。

ただ、段差があることを忘れて、ガクッとよろけてしまっただけ。

私の中では、たったそれだけのこと。

でも、怒られる。

 

モラハラ加害者は怒りの沸点が異様に低い。

モラハラ夫は、本当に些細なことで怒り出す。

これって、怒られるようなこと?

怒るにしても、そこまで怒りを爆発させるようなこと??

そう疑問に思うのに、怒らせるようなことをしてしまった自分が悪いのだと思い込まされ、苦しい生活からなかなか逃れることが出来ませんでした。

 

私にとっては怒るようなことではなかった。

反対の立場だったら怒ったりしない。

でも、モラハラ夫はそこに怒りを感じる人間なのだと、私の行動がモラハラ夫を不快にさせてしまったのだと、これから結婚生活が始まるのだから歩み寄らないとと、自分を抑え込んでしまった。

この出来事だけで、こんな思いやりのない人と結婚なんて無理!

離婚する!実家に帰る!

そう判断は出来ませんでした。

 

思いはしたんです。

ちょっと短気すぎない?

こんなことで、こんなにも声を荒げるの??

ちょっと知らない一面を見た。

なんだか言動が荒々しくて、あれ?この人との結婚生活大丈夫かな?って。

それまで優しかった彼が、まるで別人のよう。

この人とこの先の人生を歩むのかと考えたら、不安が増すばかり。

でも、心配をかけたのがいけなかったんだって、自分を抑え込んでしまいました。

モラハラ夫は私を心配したわけじゃなく、見ていてイライラしたからそれをそのまま私にぶつけただけだったのに。

モラハラ加害者には思いやりというものが欠如している。

 

もしあの頃に戻れるなら。

モラハラのことを色々知った私だったら。

この先、結婚生活を続けていくことがどれだけ地獄なのかを知った私だったら。

モラハラ夫の言動に見切りをつけて離婚を選べるのだろうか?

この件だけでは無理だろうなと思います。

だって、周りから見れば、些細なことだ。

その程度のことで離婚?ありえないって言われそう。

結婚生活は我慢だよって、お説教でもされそう。

これは地獄の始まりで、ここからどんどん深いところへ落ちていくのに。

些細なことから始まって、自分が悪いと思い込まされて、洗脳されて、支配されて、逃げ出せなくなっていく。

考える力がなくなって、何事も自分で判断が出来なくなっていく。

そんな恐ろしいことが自分の身に降りかかるなんて、当時の私は思ってもいなかったのでした。