モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫のモラハラエピソードその57 椅子のひじ掛けをテーブルにぶつけてしまって怒鳴られた話

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モラハラ夫は些細なことで怒り出す。

そこまで怒るようなこと!?とモヤモヤしますが、元は自分の失敗が原因の場合、強く言い返せない。

怒られるようなことをしてしまった自分が悪い。

そう思ってしまう。

これだけ怒るのだから、きっとそれだけ悪いことをしたのだろう。

でも、だからってここまで怒る?

そんなきつい言い方する??

 

モラハラ夫との生活で、どれだけそんな思いをしてきたのだろう。

今日は椅子をテーブルにぶつけてしまって怒られた話について書いていきます。

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モラハラ夫にとっては慣れ親しんだ部屋でも、私にとっては引っ越してきたばかりで慣れない間取りに慣れない家具。

なかでも食事をする時の椅子に慣れない。

実家で食事をしていた時に使っていた椅子よりも大きくて、私にとっては扱いにくいのです。

慣れていないは言い訳になるのだろうが、椅子に座る時にひじ掛けをテーブルにぶつけてしまった。

ゴンッと音がなって、これにモラハラ夫が激怒した。

 

「何やってんだよ!」

 

ごめんっ……って謝るけれど、モラハラ夫は怒ったまま。

気をつけなきゃと思っても、少し動こうと思っただけで椅子が予想外に動いて、またコツンとテーブルに当たってしまった。

 

「いい加減にしろよ!」

「傷が付くだろ!!」

 

わざとやっているわけじゃないけど、二回も注意されてしまうのは自分がうまく座れていないからだ。

ぶつけてしまったら、傷が付いてしまうかもしれないことも事実だ。

モラハラ夫は間違ったことは言っていない。

でも、そこまで怒らなくても……。

そんな言い方しなくても……。

結婚する前は、こんな風に怒鳴られる日々になるなんて思ってなかった。

 

モラハラ夫の機嫌がたまたま悪かったとかじゃない。

私がテーブルにひじ掛けをぶつけてしまった瞬間、怒りのスイッチが入ったよう。

ぶつけてしまったのは自分だから謝るしかないし、謝ったけど、モラハラ夫は怒ったまま。

 

これは一緒に暮らしだしてすぐの頃で、まだモラハラ夫の本性を知らなかったのです。

モラハラ加害者は些細なことで異常な程に怒るということを知らなかった。

夫がモラハラ人間だということも知らなかった。

ただ、付き合っていた時はこんな風じゃなかったのに何で???

という疑問と、こんなに大声で怒鳴り散らす人と結婚してしまって、この先やっていけるだろうか?という不安。

でも椅子をぶつけてしまったのは自分だから、自分の失敗を棚に上げて『そこまで怒らなくてもいいじゃん』って思うのは人としてどうなんだろうと自分に問いかけてしまう。

ちょっと立ち止まって、逆の立場で考えてみればいい。

もし椅子をぶつけたのがモラハラ夫で、私が「いい加減にしろよ!!」なんて怒鳴ろうものなら、モラハラ夫は絶対に謝らないし、「あぁ!!??なんでそこまで言われなきゃなんねぇんだよ!!??」ってキレていたと思う。(想像なので実際のところは分かりませんが……)

モラハラ夫が何て言うかは確証はもてないけど、『素直に謝る』『反省する』は絶対にないだろうな。

妻の失敗は許さないけど、自分の失敗は許されると思っているのです。

自分はいいけど妻はダメ。

 

この数年後に私が家の鍵をかけ忘れるという事件があったのですが、モラハラ夫の 『自分はいいけど妻はダメ』ルールが発動しました。

www.akanedonguri.com

結婚前までは『普通の人』だと思っていたのに。

なんでこんなに大声で怒鳴るんだろう?

なんで私にとっては些細なことだと思えるようなことで怒り狂うんだろう?

ここまで怒られなきゃいけない程のことを自分はしたのだろうか?

私に怒鳴り散らした後はずっと不機嫌なモラハラ夫。

不機嫌なままイライラを家の中にまき散らし、家の中の空気が重くなっていく。

嫌だなぁと思うけど、椅子をぶつけてしまったのは自分だからと不満を飲み込んでいく。

モラハラ加害者との生活は、どこにあるのか分からない地雷を踏まないように気を遣って生活することになるので、とても疲れる。

椅子の件はまだ『自分がぶつけてしまった』というのがあるので、モヤモヤを飲み込んだ。

私にとっては「確かに私が悪いけど、そんなに怒らなくても……」っ思った怒り方だったけど、モラハラ夫にとってはそこまで怒鳴り散らすほどのことを私がしたのだと解釈した。

でもこの先の生活で、見えない地雷を何度も踏んでしまって、無視や暴言に物に当たり散らす・脅すといったモラハラ夫の行動を何度も見ることになるのです。

椅子の件はぶつけてしまった自分にも原因はあると思っていた。

でも後々の結婚生活では、何が原因でそこまで怒ってるのかわからないことばかりで混乱は深まるばかりでした。