モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

離婚に対する意見と自分の気持ちのまとめ

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仕事がお盆休みに入りました。

なので、少し仕事から離れている間に、離婚に向けての自分の気持ちを整理しておきたいと思います。

 

夫と離婚したい。

それは変わらない。

でも、周りの意見は色々あって、それに振り回されないように、しっかりと自分の気持ちを固めたい。

離婚に否定的とまではいかなくても、やり直さないの?という雰囲気がグサリとくる時があります。

 

 

復縁の可能性を問われる

「旦那さん謝ってるのに離婚するの?」

以前、友人の一人に離婚するつもりのことを報告したら、「旦那さん謝ってるのに離婚するの?」と聞かれダメージを受けてしまいました。

モラハラについて詳しく伝えることが出来なかったので、友人がそう思っても仕方のないことだとは思いながらも、いまだにこの一言を思い出してはショックを受けてしまう時があります。

モラハラって、本当に、伝わりにくいというのを感じています。

一つ一つが些細なものでも、積もり積もればとてつもない重みなのですが、その重みを説明出来ずにいます。

モラハラのことを全く知らない人に伝えるには、どうすればいいんだろう。

うまく伝わらないから、あまり深刻なことではないと捉えられてしまう。

だから、「その程度で離婚するの?」と言われているように感じてしまう……。

いつかきちんと伝えられるといいな。

 

「離婚って本当に大変だから、戻れるなら戻ったほうがいい」

同じように、やり直さないの?という雰囲気。

離婚経験者の方から、「離婚って本当に大変だから、戻れるなら戻ったほうがいい」とアドバイスをいただき、ほんの少し揺らぎました。

離婚後の大変な生活というのを聞くと、本当に大変なんだなと思い、自分にやっていけるのかなという不安が大きく膨れ上がる。

夫が反省し謝ってきているなら、もう一度期限を設けてやり直してみるのも一つの手。

そう言われたのですが、原因は夫のDVなのだと伝えると、「DVだったら戻らない方がいいね」と離婚に賛成していただきました。

ただ、もう一度やり直すという選択があるのかを、改めて考える機会になりました。

やり直して平和に暮らせるなら、やり直す可能性はある??と自問自答してしまった。

可能性、ない。ないない。

 

「自分は相手に尽くしてきた?」

これは、目玉がぽぽーんと飛び出るような話で、あまりにも衝撃的だったので、数日間頭がくらくらして、自分にも悪いところがあった?自分のせいなの??と深く考え込んでしまった話です。

夫婦関係が悪いことについて、相手を変えることは出来ないから、まずは自分が変わろう!という話。

夫の不満を言っているけれど、自分は夫に尽くしてきたか?という話。

夫に家事や育児をさせるなんてもってのほか。

誰の家に住まわせてもらっていると思っているの?

夫に大事にしてもらえないのは、自分が夫を大事にしていないから。

自分のこれまでの行いが、全て自分に跳ね返ってきている。

夫が無視や暴言を吐くという行為をするのは、夫にそうさせてしまうくらい追い詰めた自分が悪い。

夫が気持ちよく家で過ごせるようにしているのか?

夫の飲みたいタイミングを見計らってお茶を出しているか?

家の中はピカピカ?

子どもがいるから完璧な家事は出来ないというのは言い訳。

休みがないのは当たり前。

子どもが騒ぐのは、夫が寂しがっているから。

夫を蔑ろにしているから、子どもが騒ぐ。

夫に尽くして、「してあげてる」ではなく「させてもらってる」と感謝の心を持って。

尽くして尽くして尽くしきった時に夫は変わるよ。

自分が変わらない限り、相手が変わっても結婚生活は同じ結果になっていたよ。

離婚したけど自分から謝罪の電話をかけて、やり直している人もいるよ。

そういった内容の話だったんですが、飛び出た目玉がもとに戻らないくらいの衝撃。

ちょっとこの考え方を受け入れるのは難しいなというのが正直な感想です。

これで幸せになれる人がいるなら、それはその人の選択なので、それはそれでいいのだと思います。

実際に、自分のことを棚に上げて夫を蔑ろにしてきている人には必要なアドバイスなのかもしれない。

でも私は、これまでの自分の頑張りが足りていなかったと言われたようで、かなり苦しい。

これを、めちゃくちゃ落ち込んでいる時期に言われたら、鬱病になって自殺してしまいそうな気がする……。

モラハラでボロボロのメンタルに、鉄バットで殴りにかかってるような感じやん。

多分、この教えを実行していたら、夫が変わる前に私の精神が死ぬ……と思いました。

人には向き不向きがあるので、私は私にあったやり方を探そうと思います。

自分の努力不足、我慢不足でこうなったのだと認めることは耐えがたい。

この教えを呑み込めない自分が弱いわけじゃない。

自分にも原因があった?全部自分のせいだったの?このアドバイスから距離を置くことは逃げてることになるの?等々色々考えてしまっていけない。

世の中色んな考え方があるなぁ~と、そこでいったん線をひき、でも私には私の考え方があるからと、自分にも悪いところがあったのだと必要以上に自分を責めないようにしていきたいと思います。

 

離婚に寛容な意見

「最近は離婚も珍しくない」

これはご近所さんから言われた言葉。

昔と違って今は離婚なんて珍しくない。

○○さんも△△さんも離婚してる。

無理して結婚生活を続けるより、ダメだと思ったら割り切って別れた方がいい。

かる~く言われてホッとしました。

 

「よっぽどのことがあったんだね」

私は内向的で大人しい性格だと周りの人には知られているので、

あの!どんぐり子が!離婚するなんて!

あのどんぐり子ちゃんが離婚を決意するなんて……。

そう決断するまでに、よっぽどのことがあったんだねと、理由を細かく話せていなくても親族からは理解していただけました。

 

「正解だよ~」

これはメッセージのやりとりをしただけで直接は会えていないのですが、友人の一人が言ってくれました。

「解放感にあふれているのが伝わってくるから、その選択は間違っていないよ」と。

このまま早く解放されたい。

 

「よく刺さなかったね!偉い!」

直接会って離婚のことについてあれこれ話すことが出来た友人から言われた言葉。

(コロナがまだない時期に会いました)

「私だったら、サクッとやっちゃってる」

なかなか強烈なセリフですが、夫や義両親のしてきたことを酷いと思ってもらえるのは頑張ってきた自分が救われた気がします。

殺さなかったんだから偉いと褒めてもらえて、やっぱり夫と義両親はおかしかったんだと再認識。

 

夫との同居は命にかかわる

こうして振り返ってみると、離婚に対して肯定的な意見の方が多い。

自分の気持ちも、離婚するしかないと思っている。

夫は反省し、やり直したいと言っていたそうだけど、私が戻ればきっと繰り返す。

離婚を回避するために、見せかけの反省をしているにすぎないように思う。

私と子ども達がいなくなればストレスをぶつける相手がいなくなるから、夫が困るから離婚したくないってごねるんだと思う。

でも、やり直すことを一度は想像してみた。

モラハラをしない夫。

家事も育児も積極的に参加し、家族四人で仲良く笑ってすごしている……。

それが出来たらいいなと思って頑張っていたから、夫が変わってくれるなら可能性はある?って、ほんの一瞬揺らぐ瞬間はあって、自己嫌悪に陥る。

あり得ない夢を一瞬でも見てしまうのは、モラハラを受け続けたから。

戻れば地獄を見る。

別居することで夫と物理的に距離をとることは出来たけど、まだ夫の支配からは完全に抜け出せていない気がする。

モラハラについて詳しくない人と会話すると、どうしても、深刻さが伝わらない場合があって、そうなってしまうと、私の被害妄想だった??なんて思ってしまう時もある。

モラハラに負けないように自分の精神をコントロールするのに、ものすごく気力も体力も使うことを、改めて実感しています。

どのくらいモラハラが深刻だったかというと、命に係わるくらい深刻だったと言える。

夫は殴る蹴るの暴行はしなくても、物を破壊したり投げ飛ばしたりはしていたので、それが私や子ども達に当たって、当たり所が悪くて死ぬという可能性はあった。

また、モラハラが悪化して、殴る蹴るの暴行が始まる可能性だってあった。

夫にそのつもりがなくても、カッとなった夫が子どもを突き飛ばして、当たり所が悪くて死ぬという可能性だってあったし、私が夫と義両親からのモラハラに耐えられずストレスが爆発し、イライラを子どもにぶつけてしまい、突き飛ばして当たり所が悪くてという可能性だってあった。

モラハラを受け続けて鬱病になって自殺……なんてことも、あったかもしれない。

あのままの生活をずっと続けていたなら。

あの家から離れてみて、どれだけ自分が異常な環境の中で過ごしていたのかを知って、ぞっとする。

自分がどれだけ危険な場所にいたのか知らなかった。

子ども達をどれだけ危険な目に合わせていたのか気付けなかった。

別居して、今までの生活を振り返ってみて思うことは、生きてるだけで偉い!ということ。

あの家から無事に脱出することが出来て、本当によかった。

たくさんの人に協力していただいて、助けていただいて、本当に感謝です。

せっかく助かったんだから、夫とはやり直さない。命に係わる!

ということで、夫が何を言ってきても気持ちを乱さず戦っていきたいと思います。