家具や家電に日用品。
服に靴にお菓子まで。
とにかく日常のあらゆる買い物をネットですますようにモラハラ夫は私に命令した。
日々の食料品の買出しは例外で、スーパーへ行くことが認められる。
百均とかそういったお店も買ってよかったけど、基本的に買い物はネットでと言われた。
モラハラ夫も食料品を買ってきてくれるけど、これはこれで余計な買い物をされるストレスがありました。
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お買い物が全然楽しくない。
そもそも自由に使えるお金が少ないから、買い物を楽しむ余裕もなかなか持てない。
モラハラ夫は私に、必要なものは基本ネットで買うようにと命令してくる。
まだ子ども達が小さい時は、赤ちゃんを連れて買い物に行くのは大変だから、ネットで注文できるのは便利。
でも、違うんです。そうじゃない。赤ちゃんを連れて買い物に行くのが大変だろうから、買い物は暫くネットを利用すればいいよって話ではないのです。
妻が買い物に行く、そのための外出を許さない。
移動にかける時間が無駄だ。
電車に乗ると交通費がかかる。
お店まで行って買うものを選んでいる時間がもったいない。
費用対効果を考えろとよく言われていた。
離婚調停の中で気付いていったのですが、外出させないって妻を孤立させるための手段の一つ。
ネットショッピングで買い物をしろと言うけれど、クレジットカードを持っているのはモラハラ夫だから、私が自由に買い物できるわけじゃない。
そしてモラハラ夫の買い物って、下手だと私は思うのです。
「今ならポイントが倍になる!」
「あと○○円注文すれば送料が無料になる!」
買うなら今がお得!と言い張り、ポイントを稼ぐため、送料を無料にするために、わざわざ買う必要のないものまで注文してしまう。
まとめ買いがお得だからと大量購入したお菓子やカップ麺は、食べきる前に消費期限が過ぎてしまう。
まとめ買いで置き場所や保存場所に困るくらいなら、まとめ買いをしなきゃいいのに。
消費しきれず、置き場所を無駄に使い、家の中が狭くなるストレスを考えると、買わない方がよかったと常々思っていました。
また、モラハラ夫は「限定」という言葉にも弱く、「今しか買えない!」「今を逃したら買えなくなる!」と言い張り、ゲームやDVDの限定版なんかをせっせと買い集めていました。
買ったら買ったで満足して、未開封のまま積まれて埃をかぶっていく。
高価な商品も、「どうせ買うなら早くに買った方がいい」と言い、収入に見合わない出費を繰り返す。
私には無駄遣いに思えてならなかったけど、必要な出費だとモラハラ夫は主張していた。
そしてポイントの為に買い物をし、貯めたポイントをどうするのかというと、モラハラ夫がゲームを買う為にポイントを消費していきます。
全てモラハラ夫のため。
私は本屋や雑貨店に行くのが好きでした。
何を買うって目的はなくてもお店の中をぶらぶらして、「これかわいいなぁ」「これ欲しいなぁ」って思うだけで楽しい。
何も買わなくても、お店の雰囲気を楽しむだけでリフレッシュになるのです。
でも、モラハラ夫は目的のない買い物を許さないのです。
どうしてもお店に行って買い物をしたいと言うのなら、事前にネットで欲しい商品の下調べをして、店頭で悩む時間は最小限にするように言われていた。
とにかく、モラハラ夫にとって妻の買い物は時間の無駄なのです。
モラハラ夫の許可を得て、モラハラ夫に子ども達と一緒に留守番してもらって一人で買い物に出かけた時もあったのですが、「いいけど、一時間で帰ってこいよ」と言われ時間との闘いでゆっくり買い物をする余裕なんて全然ない。店まで往復30分だから、買い物に使える時間は30分。商品を手に取る度に、「あと何分ある?」と残り時間が頭に浮かんで気が気じゃない。
本当に、子どもを連れていかない外出が貴重で、自分一人で動ける時間が貴重で、あれもこれもとしたくなるけど、時間内に帰らないとと思うと焦って結局不完全燃焼。
時限爆弾のようだったけど、実際そうだったんだろう。
モラハラ夫の定めた時間内に帰ることが出来なければ、モラハラ夫が怒りを爆発させるのだ。
自分は朝から晩まで一人でぶらぶら遊びに行くのに、どうして私は一人で外出することがこんなにも困難なのだろう。
モラハラ夫にとっては、子ども達とお留守番というのは非常にめんどうなことで、妻がいない間の子守りもしたくないのです。
だから、外出させない。
子ども達の世話をさせる為に、妻を家の中に閉じ込めておくための、買い物はネットショッピング。
それだって、モラハラ夫の機嫌のいい時を見計らって、「これを注文してほしい」ってお願いしなきゃいけないのです。
今は自分のカードで、ネットで生活に必要なものを色々買っています。
毎日忙しくて、車の運転も苦手で、コロナもあるし、お店に行って何か買うってことよりもネットで買うことの方が多いです。
便利で助かっています。
私はネットショッピングが嫌いなわけじゃない。
モラハラ夫が私の行動に制限をかけることが嫌なのです。