モラハラ夫と結婚した時、私は専業主婦になりました。
結婚して遠方へ引っ越しの為、それまでしていた仕事を続けることが出来ない。
そして、モラハラ夫は私に専業主婦でいてほしいと言いました。
自分が子どもの頃、家には母親がいてくれた。
子ども達に同じような環境を整えてあげたいからと言っていました。
でも、自分の中では、子育てが落ち着いたらパートに出ようと思っていました。
モラハラ夫一人の給料では、生活が回らないからです。
身の丈に合わない出費を繰り返すモラハラ夫。
貯金はせず、「今しか買えないから!」と限定版だというゲームやDVDを買いあさる。
同じものを買うにしても、はやく買った方が長く使えるからお得だと、高額な買い物もどんどんしてしまう。
家計簿を見せて、もう少し貯金しようよと伝えても、「まぁ、確かにな~~」と言って終わるだけ。
モラハラ夫は酒とタバコはしないので、その分の浪費はなかったけれど、「酒もタバコもしないんだから」と代わりにゲームや漫画やらに幾らつぎ込んだのやら。
子どもが産まれても浪費は変わらず、生活費に妻に渡すお金以外は全額自分のお小遣い。
普通のよその旦那さんの小遣いの額は知らないけど、一か月で漫画やゲームに10万くらい使ってた(笑)を許せる奥さんはどのくらいいるのかな。
決して高給取りではない。
普通の一般的な会社員。
私は許せない派です。
モラハラ夫には、子育てが落ち着いたらパートをしたいと言っていました。
その度にモラハラ夫が言っていたのは、「無理だと思うよ(笑)」と私を見下す言葉。
理由は、社会に出てやっていけるような人間ではないから。
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まともにパートが出来るわけがない。
無理して働かなくていいよ(笑)とずっと言われていました。
でも生活出来ないでしょと言えば、
スーパーのレジくらいだったらいいんじゃないの(笑)と、これまたスーパーのレジ打ちの仕事を見下す発言。
ずっと立ちっぱなしだし、瞬時に判断してカゴに入れてかなきゃいけないし、なかには変なお客さんだって来るだろう。
決して楽な仕事ではないはず。
でもモラハラ夫は、その程度の仕事だったら出来るんじゃないの?とバカにしたように言ってきます。
ものすごく感じが悪い。
そして、「まぁでも別に、働かなくていいよ」といつも言っていました。
これが妻を家の中に閉じ込めて孤立させるモラハラ加害者の手口なのだとは、当時は知りませんでした。
いつも、子育てが落ち着いたら働きに出たいと話す度、
「働かなくていいよ」とモラハラ夫は言っていました。
私を孤立させる他に、妻が働きに出るとその分家事育児を自分も負担しなければいけなくなることや、自分一人の給料で妻子を養えるはずというプライドもあったのだろうと思う。
とにかく、私の「働きたい」は却下され続けた。
ところが、ある日突然、本当に何の脈絡もなく、いきなりモラハラ夫がキレて言い出したこと。
「いい加減、パートで働いてもらわなきゃ困る!!」
とうとう言ってやったぞ!的な、いよいよ堪忍袋の緒が切れたぞ的な感じで、妻に現実を突き付けてやった!みたいなドヤ感もあり、本当に妻のおかげで自分は困っているとでもいいだけな一言。
???
ポカーン( ゚д゚)としてしまった。
ずっと「働きたい」とう私の主張を却下しておきながら、ある日突然「いい加減働け!」って言い出す。
これって、自分が「パートでもいいから働いて」って言われ続けていたけど、それを何年も無視して働かずにいました~!なら言われて納得できる台詞です。
モラハラ夫の言葉に腹が立ったので、言い返した。
「子育てが落ち着いたら働きたいって言ってたはずだけど?」
「働かなくていいって言い続けてたのは誰だった?」
「言われなくても、私は働くつもりだったんだけど!?」
そう言えば、
「じゃあちょうどよかったじゃん!(笑)」
「結果として働くってことは一緒なんだからさ、言い方なんて気にしなくていいだろ(笑)」
そう言って、自分の失言に対する謝罪はなし。
「働いてもらわなきゃ困る」って言われて嫌だったって言われても、働くつもりがあったんなら別に気にしなくていいでしょ(笑)って、どんな理論なんだろう。
そして「働いてもいいよ?」っていう上から目線もすごく嫌。
嫌だって言ってるのに、上から目線は治らない。
散々「働くことができない人間」って言ってバカにしていたくせに。
「パートでもいいから家計に協力して」ってことをモラハラ夫は言いたかったのだろう。
でも、素直にそう言うのは癪に障るのだろう。
そして、家庭内で起こる不都合なことは、全て妻の責任でなくてはいけない。
だから、「働かなくていいよ」って散々言っていた自分のことは棚に上げ、結婚してからずっと専業主婦で一円も稼いでいない妻が悪いと、私に責任を押し付けてくる。
どう転んでも、何を言っても責められる生活はうんざり。
結局子育てが落ち着く前に離婚となったので、モラハラ夫と結婚していた時にパートで働くことはありませんでした。