土曜日は息子とコナンの映画を観に行って来ました。
娘は観ないとのことだったので、私の両親とお留守番してもらいました。
コナンの映画と言えば、毎年ネットでネタバレする悪い人達がいるので、映画が公開されたら出来るだけ早く観に行くようにしている。
土曜日映画を観て、日曜日、スマホでTik Tok Lite のアプリ観てたらコメント欄でネタバレの書き込みを見つけた。
なんで?
本当に、なんで毎年こんなことするの??
去年の話⇩
www.akanedonguri.com
コナンと全く関係ない動画のコメント欄で、唐突に犯人は○○!って。
メッタメタのギッタギタにしてやりたい。
映画観終わってからのネタバレでもこんなに腹が立つんだから、映画観る前に観てたら発狂してたかも。
映画、面白かったです。
でも今回、コナンの映画じゃないところに感動してしまって(笑)
ドラえもんの映画を観に行った時もそうだったけど、子どもと一緒に映画館へ行って、席に座って映画が始まるまでの間に「まだかな」とか「楽しみだね」とか会話して……。
それが、なんというか、すごく感動。
本当に、本当に、こんな未来が来るなんて思ってなかったから。
映画館で子ども達と一緒に映画を観ることが出来るなんて。
休日に子ども達と映画館へ行って映画を観るっていう、普通の家族みたいなことが出来るなんてって。
ずいぶん遠くまできたなぁとか、もうそんなに時間が経つのかぁとか。
私が望んでいた『普通の家族』ってやつ。
今、それになれているんだよなぁとか思ったら、映画が始まる前に泣きそうになってしまって(笑)
モラハラ夫と結婚していた時は映画館で映画を観るのは禁止。
一年に一度映画館で映画を観たいのに、禁止⇩
www.akanedonguri.comモラハラ夫と何とか普通の家族になれるよう試行錯誤の四苦八苦だったけど、離婚してからの方が子ども達と普通の家族になれたなぁ。
子ども達にはパパがいなきゃって、パパとママと子ども達で普通の家族っていう固定観念があったんだよなぁ。
実際はモラハラ夫と義両親に子ども達と、ペットや家政婦や奴隷としての妻って感じで、全然家族じゃなかった。
離婚したら身分制度みたいなのはないし、お金は自由に使えるし、好きな物を食べて、好きな所へ行って、好きな服を着て、好きな髪型にして、普通の生活を取り戻した。
もう一生映画館で映画を観ることが出来ないのかと、子ども達と映画を楽しむことが出来ないのかと、この先の人生どうなるんだろう?それでいいの?と暗い部屋で自問自答していたこともあったのに、今は子ども達と楽しく過ごせている。
普通の家族、普通の暮らし。
パパがいることが普通の暮らしなんじゃなくて、私が望んでいた普通って、例えば、ご飯を「おいしいね」って言いながら食べたり、体調が悪かったら「大丈夫?」って声があったり、「いってきます」とか「ただいま」「おかえり」とか、そんな言葉が当たり前にある、ありふれた日常。
結婚前まで出来ていた私の普通の暮らし。
その普通を求めていたけど、家庭内で無視され続けてどうにもならなかった。
結婚したら、ありとあらゆる普通が奪われて、取り戻すには離婚しかなかった。
映画が始まるまでのわくわくと同時に、これは現実なの?子どもと映画館で映画を観るって、私ってなんて幸せなんだろうって思った。
当時年少だった息子は、今は小学四年生。
それだけ月日が経っても、ふとした瞬間にモラハラの真っ只中の頃を思い出して、一生無理なんだって絶望していた頃の自分と今の自分を比較して、違う世界に来たみたいな感覚になる。
本当に、別世界です(*^▽^*)

映画が終わって帰りの車の中で息子が言った。
「パパと結婚したままだったら、映画館で映画は見れへんかった?」
その問いに、「そうだね」と答えたら、
「それはあかんわぁ~」って息子は言った。
「それはパパなぁ~あかんなぁ」って。
本当は違うんです。
本当は、私はダメでも息子は観ることが出来るんです。
妻には許さないけど、息子になら許す。
そうやって差をつけて、息子の方が立場が上だと、家庭内の序列を作っていく。
息子も洗脳されて、お母さんより僕の方がすごいってなっていく。
私はダメだけど、息子の為だったらいいよってことが幾つかあって、理不尽の中で暮らしていた。
「再婚しないの?」なんて、息子に聞かれてびっくりした(笑)
パパじゃない人を連れてきて、新しいお父さんだよ~ってOKなの?って聞いたら、
「う~~ん、それはちょっと~~」って言ってたから、本当はパパとやり直してほしいんだろうな。
今のところ、やり直す予定も、誰かと再婚する予定もない。
どっちもないなぁ。
子ども達がいつか巣立って行ったら寂しくなるのだろうか。
そうならない為に、趣味の時間も大事にしよう。
自分で自分を喜ばせようって思うし、もっと人生は楽しくなっていいと思う。
本当に、ゆっくりとゆっくりと時間をかけて、モラハラを受け続けて洗脳された自分を癒している感じです。
楽しいことが起こって欲しいって、願うことすら許されないって思っていた当時を思えば、モラハラ夫と離れて過ごす時間が薬になったのかなと思います。
今後も楽しく過ごせますように(*^▽^*)