昨夜の夢の話。
夢の中で、素敵な雑貨店へ足を運んだ。
アンティーク調の店内をぶらぶらしていたら、ショーケースの中の腕時計に目を奪われた。
文字盤の中央にはミニチュアサイズの砂時計が埋め込まれている。
そして、飾りではなく、砂時計として機能している。
どんな仕組みか知らないけど、1~12の数字からエネルギーを吸い取っているみたいで、数字から中央の砂時計へとポタポタと水滴が滴っていた。
砂時計なのに砂じゃなくて水滴……。
不思議なデザインだなと思ったけど、可愛かったのです。
これ欲しいなぁと思って値段を見たら、1500円だったのが1430円に値引きされていた。
値引きの理由も書いてあって、店頭にディスプレイしていた時に雨が降ってきて、そのまま放置していて雨に濡れてしまったから。
えぇ~!?って思ったけど、そんなの気にならないくらい可愛い。
1430円なら買える。
でも、一緒に買い物に来ていた先輩が、
「これ可愛いな」
「買おうかな~」
って言ったので、買えないなと思った。
先輩が店員を呼んで試着しているのを横で見ていた。
1430円だけど、まるで高級品のような扱いで、白い手袋をした店員が恭しく時計を手に取っていた。
一点ものだから、同じものはないから、先輩が買うなら私は買えない。
横で羨ましく見つめつつ、腕時計のデザインに惚れ惚れしていた。
買えないことを残念に思っていたら、なんと先輩が買うのをやめたので、これは私にもチャンスがまわってきたぞと思った。
早く買いたいと思ったけど、自分で商品を手に取ってレジに行くわけにはいかない。
この店のルールはそうじゃない。
まず、とにかく商品を見つめること。
この商品気になっています!この商品気になっています!と、目線でアピール。
それを見ていたベテランのおばちゃんスタッフが、新人の若い男性スタッフに声をかけた。
「あのお客さん、はやく声をかけな」
「え?呼ばれてないですよ?」
「目線で分かるやろ」
「え?何も言われてないのに行くんですか?」
「あれは買うから、はやく声かけにいき」
おばちゃんスタッフに促され、しぶしぶ私のところへやってきた新人君。
スーツがビシッときまっている。
腕時計を買いたいのだと察してもらって、そこで初めて手に取ることが出来るシステムで、待ちに待った腕時計試着の時間。
わくわくしながらそっと手に取って、ベルトに手をかけ、いよいよ腕に巻こうとした時。
アラームの音で目が覚めた。
あとちょっとだったのに~(>_<)
あとちょっとで買えたのに(>_<)
いや、このまま二度寝したらあの店に戻って買えるんじゃない?
ちょっとだけ寝とく??

本気で二度寝しようとして、いやいや待てよ。
もし仮に買えたとしても、それは夢の中の出来事だから、手元には残らないぞと気付いて、やっと大人しく起きて子ども達の弁当作りに励みました。哀しい。
夢から覚めた直後にもう一度寝ると、続きを見ることが出来るってのが何回かあるので、ついつい寝たくなってしまう。
あの時計欲しかったな。
多分、疲れてんだな。。。
卒園式が終わってから、ずっと忙しい。
いつになったら落ち着くのだろう。
まだまだやることに追われてて、体力も気力もガンガン削られているような気がしています。
次は入学式だなぁ。