モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

パワハラ上司に質問するのがストレスな話

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これはまだパートで働きだして一か月くらいの時の話です。

仕事で分からないことを上司に質問した時のこと。

その時の上司の対応に傷付いた話。

この頃は、本当に仕事が分からなかった。

右も左も分からない。

分からないことを誰に聞けば教えてもらえるのかも分からない。

質問をしてもいいのかも分からない。

教育係のような人はいないし、研修もない。

とにかく、その日その日に言われたことを一生懸命体当たりでやっていくだけ。

最初に言われていたのが、

「分からないことがあったら質問して」

「勝手な判断だけは絶対にするな」

「どんな些細なことでも気になったら確認して」

ということだったので、何でも分からないことは質問していました。

多分、私が分からないことをたくさん質問するから、だからイライラしていたのかもしれない。

「またかよ」って思われていたのかもしれない。

上司とは本当に意思疎通が難しくて、相性が悪いのだと思う。

その日も分からないことを質問した。

他の人が仕上げた仕事を確認する仕事を任されてチェックしていくと、数字に微妙な誤差があって、その誤差が許されないミスなのか許容範囲内のミスなのか分からなかったのです。

私の感覚ではこのくらい別にいいのかな?と思ったのですが、お客様の手に渡るものだから会社としてはNGなのかな?どうなんだろう?このまま勝手にOKだすのはよくないよね??勝手な判断はするなって言われてるから念のために聞いておこうって思いました。

すると上司は呆れたように言う。

「どんぐり子さんさぁ……」

「お前、じゃあこれを、寸分の誤差なく出来るか?」

「自分がやれって言われて完璧に出来るか?」

「同じ作業やれって言われて、何千枚もある作業を一人で誤差なく出来るんか?」

そう凄まれて、

「出来ません……」

と答えると、

「そうやろう?」

「出来ひんやろ?」

「出来ひんねんからそこまで求めたらあかん」

そうバッサリ言われて、モヤモヤ。

まるで私が重箱の隅をつつくように他の人のミスを報告したみたいになっていた。

「このくらいの誤差は許容範囲内だから気にしなくていいよ」って、そう最初に教えてくれていればすむ話なんじゃないの??

わざわざネチネチ言う必要ある?????

何だか自分の性格がすごく悪いみたいな感じになって、何とも言えない気持ちになってしまった。

他にも分からないことを質問すると、とにかく機嫌が悪いことが多くて、質問する度に神経がすり減ってしまう。

この程度のことでいちいち質問するな!!って思われているのだと思うけど、何も教えてもらってないんだから分からなくても仕方ないでしょ!!と心の中で思うだけで言い返せない。

分からないことがあるから質問したい。

でも質問すれば怒られるかもしれない。

ものすごく聞きにくい雰囲気だけど、確認しなきゃ仕事にならない。

もっと質問しやすい空気作って!!って思っていました。

質問する度に、いかに自分の能力が低いか、理解力がないかを説明されているようで、気が滅入ってしまう。

上司の説明は専門用語がたくさんで、私には何が何だか分からないことも多い。

初めて聞く単語を頭の中で反芻しているうちに説明はサクサク進み、私はずっと置いてきぼり。

上司と同程度の知識を持っている人なら分かるだろうけど、新人の私には難しい。

そのことは他の人も感じてくれていて、「あの人はあんな感じだから気にしなくていいよ」って周りの人に言ってもらえたのが幸いでした。

それでも入った当初、上司が他の社員さんに愚痴っていた声を偶然聞いてしまって落ち込んだ。

「誰かどんぐり子さんに仕事教えてやってくれ~~」

って、まるで嘆いているかのような声で、よっぽど自分は仕事が出来ないんだと落ち込んだ。

 

いつまでたっても、分からないことを質問するのに勇気がいる。

「は?」って言われるかもしれない。

怒鳴られるかもしれない。

呆れられるかもしれない。

他の人に質問しているところを見つかったら、それはそれで問題になる。

「なんでいちいち確認してんねん!!!!!」

「そんなこと聞く必要ないやろ!!!!!」

そう怒鳴られたことがあったけど、私もそれに関しては確認の必要はないと思ったけど上司以外の人から「確認して!」って言われたから。

でもそれを言うと、私に「確認して!」って言った人に怒りが飛び火しそうで、その時はただひたすらに嵐が過ぎ去るのを待った。

何か言えば深く追求されてただただ責められ続け、論破ってやつなのかなって思うけど言い負かされて後味がすごく悪い。

最初の頃はずっと、「今日はわけのわからない仕事がありませんように」って祈るような気持ちでした。

「質問しなくてすむような、私一人でも出来る仕事でありますように」って思っていた。

今思うに、私が使えない新人だからではなく、圧倒的に上司の説明不足だったと思う。

「これやっといて」って書類バサッと渡されて終わり。

「あれやっといて」とか「見れば分かる」とか「行けば分かる」とか、実際には分からないことだらけ。

そんな状況で、分からないことがあったのは仕方なかったんじゃないかな。

ふり返ってみて、よくあんなピリピリした空気の中、不機嫌MAXの上司に近づいて「はぁ?」「何言ってるん?」「ちょっと意味わからんねんけど」とか言われながら質問してたなぁ。

よく頑張ってたと思う。

パチパチ!と自分に拍手しようと思います!