モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

モラハラ夫の夢を見た話

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最近変な夢を見ることが多いせいか、昔に見た変な夢を思い出した。

モラハラ夫と結婚していた頃に見た夢。

その夢は、モラハラ夫との信頼関係が崩壊していることをよく表していた。

夢の中で私はモラハラ夫と並んで歩いていた。

そこへ突っ込んでくる車。

モラハラ夫は無傷だったけど、私は瀕死の状態で血まみれで道路に横たわっていた。

それをみて顔をしかめるモラハラ夫。

道路を血で汚したことで、世間に迷惑をかけていることが気に食わないのだ。

人が集まってきて対応に追われるのも嫌なのだろう。

とにかく面倒なことに巻き込まれたくないし、事故は全て被害者の自己責任という考え。

「俺は先に帰るから」

「自分でちゃんと片付けておいてよね」

そう言って、返事も出来ない、ピクリとも動かない私をおいて一人でさっさと帰っていった。

そこで夢から覚めたんだけど、起きた時、ショックも何もなかった。

夢とはいえ、事故にあって放置されたけど、怒りも哀しみもない。

『まぁ、モラハラ夫だからなぁ』

『私の心配なんてするわけないよね』

そう思って、夢の出来事に納得していた。

モラハラ夫なんだから、私の心配なんてするわけがない。

実際に私が事故にあったなら、まず相手の運転手に対して怒りをぶつけるだろう。

正当な理由で人を怒鳴りつけることが出来るチャンスなので、モラハラ夫にとっては喜ばしい出来事。

そして、妻が事故にあったと、嘆き悲しんでもみせるだろう。

これも、常々被害者意識が強いモラハラ夫にとっては、堂々と被害者であると主張出来るので嬉しい出来事。

いい夫ぶりをアピールする機会なので、看病などは人が見ている前ではしてくれるだろうけど、退院したならその日から家事をやらされそうだな。

そして私が入院していた期間、どれほど大変だったかを語り、その埋め合わせとして残りの人生もっとこき使われるのだろう。

なんて、とにかく悪い想像しか出来ない自分がいる。

どう頑張っても、モラハラ夫が心配してくれる想像が出来ない。

常日頃からどうでもいい扱いをされていると、こうなる。

実際に私に何かあったなら、モラハラ夫も義両親も三人そろって喜ぶんだろうな~って思ってしまう。

表面上は心配したりするフリはするのかもしれないけど、内心ではラッキー♪って思うのかなって、疑心暗鬼。

きっと本当に何かあったなら、その時は義両親は心配してくれるだろうし、モラハラ夫も一応病院には顔を出すくらいはしてくれるのだろうと思うけど。

日頃から良好な関係を築けないでいると、悪い想像の方へ引っ張られていく。

夢の話だけど、もしも現実にそんなことが起こったら?と想像しては、三人の喜ぶ姿を想像してしまう自分。

あぁ、でも、面倒がるかな。

助かっても助からなくても、色々と手続き等が必要だし、子ども達のお世話をする人間がいなくなるし。

そっちの方がまずは大きいかな。

別に三人とも私に信頼してほしいと思っているわけじゃないだろうけど、本当に信頼関係は築けなかったな。

私も信頼されてなかったと思うから、毎日息苦しかった。

義両親にとっては、私に何かあれば、気に入らない面倒な嫁を追い出すチャンスだろうし、もともと違う人と結婚してほしかったって思ってたくらいなんだから、喜ぶのでは?

そんな想像をしてしまうのは哀しいことだし、そんな想像をしてしまうような関係性しか築けなかったのも哀しいこと。

でも、自分一人のせいじゃないし、何でも卑屈にとらえすぎているわけでもない。

悪い想像しか出来ないのは、そんな想像しか出来ないくらいの仕打ちを受けてきていたから。

当時みた夢は、このままここで結婚生活を続けてもいいことないよって警告だったのかな。

でも、何も思っていなかった。

『変な夢を見たなぁ』

『いかにもモラハラ夫らしい夢だったなぁ』

で、終わり。

夢の中のモラハラ夫の行動を受け入れている私も私だ。

普通の夫婦だったなら、絶対にそんなことにはならないだろうに。

夢の中ではなく、現実のモラハラ夫が私のことを「どうでもいい」って言っていたし、私も大事にされていないことをとても実感していたので、夢の結末には違和感はなかった。

当たり前の日常の延長線上にあるものとして受け入れていた。

でも心のどこかで、それが現実になったら自分が可哀想だなって思っていた。

こんな思いやりのない人と、人生を共にしていくの?

今は離婚したから、そんなものを受け入れる必要はない。

子ども達はすぐに走り出すので危なっかしいから、車に気を付けなきゃいけない話をしたら、「お母さんが事故にあったらめっちゃ哀しい」と言ってくれた。

「お母さんも気を付けてね」って言ってくれた。

その言葉が有難いです。