モラハラ夫と離婚しました!シングルマザーどんぐり子の日常

モラハラ夫と離婚しました。新しい人生を歩んでいきたい。

上司にされて嫌だったことを子ども達にしてしまっていた

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人の振り見て我が振り直せと言うけれど、本当にそうだなぁと実感したことがつい最近ありました。

 

職場で上司に言われて、あぁちょっとこの言い方は嫌だなぁと思ったこと。

それとそっくりそのまま同じことを子ども達へしてしまっていたと気付き、ハッとしました。

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事の発端は数日前、仕事でトラブルがあった時のこと。

その対処にはとにかく人数が必要で、手の空いている人はその作業に駆り出されていた。私は手伝うように言われなかったので、自分の仕事を進めていた。

でも、みんなで「間に合うかな?」「今日中に少しでも進めなきゃ」って話しながら作業をしているのが聞こえてて、私は手伝いを申しでるべきか悩んだ。

とにかく手の空いている人に次から次に声をかけて、手の空いていない人にも「ちょっとだけでいいから手伝って」と声をかけている状態。

それが私のデスクのすぐ側で行われていて、ちょっと気まずいのもありました。

私がその時もっていた仕事はデータ入力で、自分の業務の中でも優先度の低いもので、別に今日中にしなきゃいけないものじゃない。

それにみんながやっている作業は私もやったことがあるから、手伝いを申し出ても足手まといにはならないはず。

自分にも力になれることがあるはず。

普段別の業務をしている、全くの未経験の人も手伝いに駆り出されていて、経験のある私に声がかからないのは何故?と思いながらも、みんながトラブルの対処に追われている中で自分だけ優先度の低い仕事をしている気まずさもあって、声をかけてしまったんです。

「なにか私に出来ることありますか?」って……。

 

上司から返ってきた言葉。

「いや、ここはいいから自分のことやって」

「仕事(データ入力)あるやろ?」

「それ終わらせてくれよ」

確かこんな感じ。もうちょっと棘のある言い方のように感じたけど、拒否されたショックで台詞は忘れてしまいました。

前日に私のデスクの上の未入力の書類の束を上司が見ていたので、私の仕事が終わっていないことは上司は把握している。

でも何と言うか、『自分の仕事も終わってないくせに、しゃしゃり出てくるなよ』って感じに思える言動が結構ショックだった。

自分の仕事が終わってないくせに何言ってるんだよって呆れてるような。

別に手伝い必要ないかな?声をかけないってことは不要ってことだよね?でも目の前で「大変だ」って騒いでるのを無視するのってどうなの?断られても一応一声かけておいた方がいいんじゃない?って色々悩んで勇気を振り絞って声をかけたのに。(上司には話しかけにくい)

ぶっきらぼうに冷たく言われて、結構ショックだったんです。

元々上司は普段からぶっきらぼうなんで、普通に思ったことを言っただけかもしれない。

でも、もっと違う言い方をしてほしかったなぁって思うんです。

「ありがとう、でもここは大丈夫だから自分の仕事やってもらって大丈夫だよ」みたいな。絶対にそんなこと言わない上司だけど。

ワンクッション「ありがとう」があるのとないのとで違うと思うんですけどね。

上司とはいつもちぐはぐで何だか嚙み合わない。

普段からこんな感じだから、『やってもらうことはないから自分の仕事を優先して』って意味なんだろうけど、言い方と態度が苦手で。

私は最初ショックを受けたけど、後になってだんだんと腹が立ってきて、『そんな言い方しなくてもいいじゃん!!』『もう絶対手伝いなんて申し出るもんか!!』と怒りの感情がわいてきて、結構イライラしていたけども、それを隠してデータ入力していました。

そしてデータ入力をしながら、ハッと気付いた。

待って、待って。

私、子ども達に同じことしてない??

息子も娘も、自分が本来やらなきゃいけないことを投げ出して、私のお手伝いをしたがる時がある。

その時に、「まだ保育園のコップを片付けてないでしょ、先にそれを終わらせてね」とか、「まだワークの途中だから、先にそれだけやってしまってね」とかあぁぁぁぁ!!

うわあああぁぁぁ。

やってたぁぁああぁと思いました。

「ありがとう」って伝えてから、「コップお片付けしたら手伝いにきてね」って言えばいいのに!!

完全に無意識で言ってた……。

何なら、自分のやらなきゃいけないことを先に終わらせてからにして!って思ってた。

お母さんを手伝いたい!

お母さんに喜んでもらいたい!

って子ども達の気持ちを無視して、「自分のことを先にしなさい」って言ってたぁぁぁぁぁ。

反省です。

反対の立場になって考えて、あぁ、上司も「自分のやらなきゃいけない仕事を先にして」って思ったことを言っただけなんだなと理解した。

悪意とか嫌味とかじゃなくて、先にやることやってくれよっていう。

でもお手伝いを申し出て拒否されるショックを体験したから、今後は子ども達の気持ちを受け止めて返事をしようと肝に銘じました。

上司に拒否されなかったら気付かなかっただろうなと思うと、いい経験だったのかな。