モラハラ夫のモラハラエピソードを思い出して書いていくと、
「なんでこんな人と付き合ったの?」
「なんで結婚なんかしたの?」
「ちょっとアレ?って思うことがあったのに結婚したんだから、自業自得なんじゃないの?」
なんていう、自問自答をしてしまう。
なんで付き合ったの?
⇒出会った頃は好青年だった。
なんで結婚したの?
⇒嫌だなと思うことはあっても、話し合うことが出来ていた(と思っていた)
そう、モラハラをする人は、最初は紳士的で素敵な人に見えることが多いのです。

離婚を決めた頃のモラハラ夫は、無視・暴言は当たり前。
家事は少し手伝ってくれることもありましたが、ため息のおまけ付き。
育児は放棄。
自分と自分の親を最優先に動き、常に上から目線で見下してきます。
気に入らないことがあれば大声で威嚇したり脅したり、物を乱暴に扱ってみせたり。
でも、出会った頃はそうじゃなかった。
こんな人間だって見抜けなかったから、結婚してしまった。

モラハラ夫は出会った頃は好青年
最初から誰だって無視したり暴言を吐いたりするような人と付き合ったりはしないはず。
モラ夫は、私と出会った頃は好青年でした。(そのように見えていました)
清潔感がある
人の第一印象は見た目だと思います。
モラ夫、清潔感のある見た目でした。
シャツにアイロンがかかっている。
ハンカチもアイロンがかかっている。
(母親にやってもらってるんですよね……)
髪の毛ボサボサじゃない。
全体的に爽やかな雰囲気。
近寄りたくない……というような外見ではなかった。
エスコートしてくれる
付き合う前も交際中も、自然とエスコートをしてくれていました。
車道側を歩く、重い荷物は持ってくれる、階段やエスカレーターは下に回る。
建物に入る時に扉を押さえてくれたり、電車に乗る時はどの場所に並ぶのがいいか教えてくれたり。
「どんぐり子ちゃんに是非食べてみてほしかった」と美味しいお店に連れて行ってくれたり、私が喜びそうな場所へ連れて行ってくれていました。
酒・タバコ・ギャンブルをしない
これは私が母親から、結婚相手を探すなら、酒とタバコとギャンブルをしない人を選びなさいと言われていたからなのですが、モラ夫はどれもやらないので、何だか勝手にそれだけで安心してしまっていた面がありました。
私はお酒が飲める方ではなく、タバコも苦手で、ギャンブルをする人とは結婚出来ないと自分でも思っていたし、モラ夫はどれも当てはまらなかったので、それだけで何だか特別なことのように感じてしまっていました。
言葉遣いが丁寧
モラ夫は私のことを愛称で呼び、「お前」とか「コイツ」と呼んだりすることはありませんでした。
どこかのお店に入っても店員さんには敬語を使い、基本的に丁寧。
交際を続けていくうちに、アレ?と思うことがありましたが……↓
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最初の頃は、悪い人には見えなかった。
出会った頃と結婚後は別人です。
付き合いだした頃と、結婚間際も、違う人になっていた気がする。
「大好き」「可愛い」と言ってくれる
結婚してからはなくなりましたが、交際中は「大好き」と「可愛い」をよく言ってくれていました。
褒められると悪い気はしない。
私のことを「大事」とか「大切」とか言っていたこともありました。
「可愛い」はよく言ってくれていたのですが、私が気付いていなかっただけで、モラハラは始まっていたのでした↓
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出会った頃は好青年だったけど……
モラ夫と付き合いだした頃は、楽しかったです。
私の話も聞いてくれたし、行きたいと言った場所も連れて行ってくれた。
デートをしても嫌な思いもなかったし、通行人に暴言を吐くこともなかった。
だんだんと私がモラ夫に惹かれていくにつれ、モラハラが始まっていきました。
相手の気持ちが自分に向いている=相手が逃げ出す可能性が低い
ということなのでしょうか。
私はモラハラが始まってもモラハラだと理解出来ずに、付き合いを続けてしまっていたのでした。