先日、部屋の真ん中で遊ぶ娘に、
「掃除機かけるから場所あけて下さい」と言うと、
「はいっ!わかりまちた~!」と元気よくお返事。
別室にオモチャを持って移動してくれた後、私が掃除機をかけ終えると、
「ママっ!ありがとっ!」と言ってくれました。
現在二歳の娘ですが、「ありがとう」を言ってくれた回数は夫を超えたように思います。
夫とは10年以上の付き合いですが、交際中は「ありがとう」と言っていた時期もありましたが、結婚してからはほぼ言わなくなりました。
夫にとって、私が夫の為に何かをするのは当たり前のことで、小さなことでも大きなことでも、「ありがとう」は言わない。
夫に「ありがとう」と言ってほしいと伝えたこともありましたが、
「めんどくさい」と返ってきました。
娘は夫と違って、何度も「ありがとう」を伝えてくれます。
食事中、おかわりをよそってあげた時。
汚れた手を拭いてあげた時。
保育園に行く準備をした時。
日常生活のありとあらゆる場面で「ありがとう」と言ってくれる。
自分にとっては娘のお世話をするのは当たり前のことですが、それでも「ありがとう」と言ってもらえると嬉しいものです。
夫は「ありがとう」が言えないわけではありません。
外部の人には言えるのです。
目上の人にも言えるのです。
相手を選んでいるのです。
妻は自分よりも身分が下だから、ぞんざいに扱っていい対象なのです。
だからわざわざ「ありがとう」を言う必要はないのです。
娘も息子も、「ありがとう」が言える子になってくれてよかった。
娘はまだイヤイヤが激しいですが、これからの成長も楽しみです。