最近、娘がよく熱を出します。
保育園から電話がかかってくるので、今日は大丈夫かな?とドキドキしながら過ごしています。
保育園と言えば、パパの送迎を結構見かけるんですよね。
パパに抱っこされてとか、パパと手を繋いでとか。
正直、ちょっとだけ羨ましいなって思ってしまう瞬間もあります。
育児しない男と結婚してしまったんだから、それはもう仕方のないことと思って諦めてはいるんですけど、パパと子どもが仲良しっていうのも羨ましいと思ってしまう。
健全な仲良しというか、安心できる関係というか。
もし別居しないで、あのまま夫と一緒に暮らしていたらどうなっていたかな?ってことを最近ぼんやり考えてしまうんですが、
夫の教育を受けた息子が、
「お母さんは役立たずなのに、どうして生きてるの?」
「お母さんに生きてる価値ってあるの?」
って言いだす時がきても不思議じゃないなって思って。
それを見た夫が息子を注意するんですが、
「そんな本当のこと言ったらお母さんが可哀相だよ(笑)」
って注意の仕方で、夫からも息子からも見下される毎日が来たら、耐えられない。
本当に、ただの私の想像ですが、考えすぎって笑い飛ばせない。
夫が自分の母親を見下しているから。
不思議なんですが、めちゃくちゃ母親のこと好きなくせに、すっごい母親のことを見下していて、夫の思考回路がよく分からない。
やっぱり父親のモラハラ教育を受けてそうなってしまったんだなと思うんですが、それを私の息子に連鎖させたくないんです。
義両親は私の前でもよく夫婦喧嘩をしていたんですが、義父は何かあればすぐ義母のせいにしていたし、私の前でも義母をバカにしていたし、夫もそれに便乗していて、私も将来義母のようになるのかと思うとすごく嫌で。
同じモラハラを受けた者同士、義母と私が仲がいいかと言えばそんなわけはなく。
義母も義父と同様に息子ちゃん大好きなので、私の味方ではなかった。
結婚する時に相手の親を見ろって、本当に大事なことだなぁとつくづく実感しています。
義両親、最初は普通の人達って印象だったんですけどね。
私が子どもを産んでから豹変して、ものすごく嫌な人達になってしまった。
やっぱり子どもを産むって、モラハラが悪化する一つのタイミングなんでしょうね。
あのまま夫と一緒に暮らしていたとしたら。
それなりに生活出来ていても、心は苦しいままだっただろうなって思います。
それに、そのうち身体的な暴力も始まるかもしれない。
DV相談支援センターでも、非常に危険な人物と言われたけど、私もそう思うんですよね。
DV相談支援センターで「ここに来ることが出来るのは、あなたの健全な部分なんです」って言われたことがあって、モラハラを受けている人の多くは、相談すべき場所にたどり着くことが出来ない。
私も一人じゃたどり着けなかったんですが、モラハラを受けている自覚を持つことって、実はちょっと難しいんじゃないかと思いました。
モラハラを受け続けるうちに洗脳されて、正常に判断する力がなくなってしまうからなんですが、本当に私も自分で気付けなかった。
でも、ちょっとモラハラかな?って思った時に、いきなり相談センターまでは行けなくても、ネットが使える環境ならモラハラについて調べることは出来るかな?って思って、そんな時に私の体験が誰かの参考になればと思って、恥をさらして書いています。
ほんま、めっちゃ恥をさらして書いています。
モラハラについてすごく詳しく書かれたサイトとか、離婚して幸せにやってます!とか具体的な離婚への道のりとか、多くの方がすごく参考になる体験談等を書いてくださっていて、それに比べたら自分の経験なんて大したことないって思うし、まだ離婚してないねんから参考も何も……とも思ったんですが、色んなパターンを知ってた方が参考になるんちゃうんかなとも思いなおして、モラハラ被害を受けている多くの人に、自身が被害者だって気付いてほしくて、恥をさらして書いています。
全然参考にならんわ!ってことやったらすみません。
ほんま、同じモラハラでも自分はまだ恵まれていた方やと思って、もっと辛い状況で離婚された方が大勢いらっしゃるので、私の体験は参考にならないって人の方が多いかと思います。
妊娠中の離婚とか、子ども三人つれての離婚とか、夫が浮気とか借金とかギャンブルとか酒癖悪いとか仕事を勝手にやめてきたとか。
モラハラの他に身体的な暴力もあったとか。
実家に頼ることが出来ないとか。
実際に離婚を決意された多くの方々がそれぞれ大変な思いをしてきた中で、私は身体的な暴力もなければ浮気も借金もなくて夫は普通に働いていて。
でも、だからこそギリギリの状態で我慢してしまっていたっていうのもあって。
でもDV相談支援センターで、「自由に使えるお金がある(独身時代の貯金)のと実家に頼ることが出来るのは、あなたの強みなんです」って言ってもらって。
もっと大変な人もいるんやろうからって我慢しなきゃって思ってたけど、逃げることが出来る環境にいるのなら、逃げた方がいいってことに気付いたんです。
なので、実家に頼ることが出来ない人とか、貯金がないからすぐには動けない人とか、病気や怪我で働くことが出来ない人とか、ほんま、私より大変な環境の中で悩んでいる方々にとっては参考にならないと思うんですが、むしろ読んでて、楽してるくせに偉そうなこと言うなって思われるんじゃないかとビクビクしながら書いてるんですが、今の生き方が辛いんだったら、違う生き方を選んでもいいんだってことを伝えたかったんです。
それが出来たら苦労しーひんわ!って話なんですけどね。
少なくとも洗脳が解けて、自分がモラハラの被害者だって気付くことが出来たら、そこから人生かわってくると思うんです。
なので、今もモラハラを受けて悩んでいる方々に、一人でも多くの方に、自分が被害者だという自覚を持ってほしい。
それが出来たら、次のステップへ進めると思うんです。
前回の記事で、まず、離婚か別居を決意することって書いたんですけど、ほんま、まず決意だけでいいと思うんです。
離婚や別居をしてもいいって選択肢が自分の中にあることが大事で、今すぐでなくとも、タイミングを見てその時が来たら動ければいいなって。
ただ我慢するだけの生活を続けるのではなく、モラハラの証拠を集めたり、離婚や別居へ向けて貯金したり、仕事を探したり、外の世界へ相談したりって、出来ることがあるはずで。
被害者だって気付けなかったら、最初から無理と思って諦めてしまう部分って多いと思うんです。
私自身が自分が被害者だと気付けたから一歩踏み出せたんですけど、被害者だって気付けなかったら今も我慢して夫と一緒に暮らしていたと思うんです。
離婚しなくてすむ方法を探すのって、すごくしんどいと思うんです。同居しながらモラハラに耐えるって、すごくきつくて。
夫がモラハラをやめないから、私が耐えられる人間にならなきゃって風になってしまっていて、それが本当にしんどくて。
私はずっと夫と仲良く暮らす方法を探し続けていたんですけど、私の心の受け止め方次第の問題というよりは、夫が変わらなきゃ無理な問題だなって思ったんです。
前の記事でも書いたんですけど、例えば、「感謝の気持ちを持ちましょう」って本当に難しくて。何回も書くんですけど、この言葉が嫌いとか悪いとか言うわけではなく、使いどころを間違えたというか、例えるなら傷口に風邪薬を塗りたくるような使い方をしてしまったわけで、そら痛いし、しんどいわってだけの話なんですけどね。
夫に対して感謝の気持ちを持てなくて。もちろんモラハラしてくれてありがとう!とかではなく、仕事に行って生活費を稼いできてくれてありがとうとか。
夫の気まぐれでも、たまに掃除してくれてありがとうとか。
モラハラ関係なく、普通に夫に感謝できることに対して感謝してたんですけど、それが難しくなってしまって。
考え方を変えて、今平和に暮らせているだけで充分有難いことだって思おうとしても、それすら難しくなって。
本当に、今こうして平和に暮らしていることって、めちゃくちゃ有難いことやと思うんです。戦時中だったら、モラハラで悩んでるなんて小さなことやと思うんです。
子ども二人が生きていて、鉄砲の雨が降ってこないって、本当にすごく有難いことで。
有難いはずなのに、今生きていることへの感謝すら難しくなって。
それってやっぱり、モラハラを受け続けるのが生き地獄やったからやと思うんです。
今はモラハラを受けていないので、こうして生きていることへの感謝の気持ちがすごくあります。
生きてるだけで充分有難いって思う。
しんどいとか大変とか辛いとかマイナスな感情でぐちゃぐちゃになる時もあるんですが、それでも感謝が上回る。
自分の心の受け止め方次第の問題っていうのも、自分が変われば夫も変わるとか、モラハラにも何か意味があるとか、そういった風に考えてしまってよくない方向へ行ってしまっていて。
この考えと比べたら、私の問題というより夫の問題なんですけど、相手のせいにしてはいけないって思って悪化してしまって。
もっとスケール大きく受け止めて、我慢出来ないから家を出ていこうって受け止めてもよかったんだなと今となっては思います。
離婚しなくてすむ方法を探していたけど、疲れてしまった。
夫が変わらなければこれ以上一緒に暮らすことは無理で、私が夫を変えることも出来なくて。
夫にモラハラをやめてもらうことが出来ないのなら、やはり一緒には暮らせない。
だから離婚して人生やり直す方を選んだんですが、これはあくまで私の場合なので、どんぐり子のパターンだと思ってください。
人それぞれ考え方は様々で状況も様々なので、結論も様々だと思います。
私は今、めちゃくちゃ周りの人に迷惑かけながら生きています。
自分の人生の中で、一番の大冒険の最中で、めっちゃ迷惑かけながら生きています。
これからも、しばらくは迷惑かけ続けることになると思います。
めっちゃ申し訳ないと思いながら、自分一人の力では解決できないので、多くの人の力を借りて、なんとか生きています。
ほんま、人に偉そうに言える立場じゃないことは重々承知の上で、恥をさらしながら生きています。
本当はモラハラについて記事を書くなら、ちゃんと生活が落ち着いてからの方がいいのかなって思ってたんですが、離婚へ向けて揺れ動く自分の心境も残しておきたいと思い、ぐっちゃぐちゃの感情のままに書くことにして、だからすごく読みにくい部分ってあると思うんですけど、そこは、ほんまごめんなさい。
キレイな文章で書こうと思ったら、自分の感情を削り取ってしまう気がして。
まだ自分の今後がどうなっていくかわかってなくて、自分自身に色んな迷いも出てしまって。
離婚したいと思ったし、別居したことも間違ってないと思うけど、今になって、他の選択肢はないのかな?って思ってしまうこともあって。
何だか知らないんですけど、一応夫は反省して後悔しているようなんですよね。
やり直したいって言われてるんですけど、私はあの家には帰りたくない。
そんなに反省するんやったら、なんでモラハラしたん?って思うんですけどね。
モラハラが治った話を私は知らないので、夫が反省したところでモラハラが治るかといえば、それは別問題のような気がします。
正直、夫が泣いて反省して謝ってくるパターンが想像出来なかったので、戸惑っています。
もっとこう、子どもの奪い合いみたいなバチバチした感じになる可能性の方を考えていたのに。
夫が反省して謝ってくるっていう予想外の行動に、今、ちょっとだけ立ち止まって考える時にしています。
ほんま、参考にならんわ!って感じですよね。
どんぐり子は離婚したいと思って動いてこんな感じになってるんだな~くらいの気持ちで見ていただければ有難いです。
被害者って気付いてほしいとか、離婚とか別居とか決意した方がいいとか、ほんま、偉そうなこと書いてすみません。
自分自身がまだ着地してないのに、書けることではないと思ったんですが、自分の結末がどうあれ、離婚したいって思ったからこそ動けた事実を書いておきたいなって思いがあって。
ほんま、人それぞれなんで、こーゆー人もいるんだなーって、例の一つとして見て頂ければ幸いです。
何を選ぶのかは自分ですから、正解も家族の形も人それぞれなんですよね。
私も自分と子どもにとってどうするのが一番いいのか考えて選んでいこうと思います。